●栄養所要量【えいようしょようりょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
栄養所要量
えいようしょようりょう
日常生活を正常に営むために望ましいエネルギーと栄養素の摂取量。栄養所要量の基準となる数値は,厚生労働省編集による『日本人の栄養所要量』によって5年ごとに改訂されている。これは男女別,年齢別,および生活活動の強度別に,主要栄養素について示されたもの。必要最小限の摂取量は必要量と呼んで所要量と区別している。
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栄養・生化学辞典
栄養所要量
厚生労働省が5年に1度改定する日本人の栄養素の所要量で,2000年から第六次の改定のものが使われている.いくつかの栄養素については摂取上限量が示され,新たに「食事摂取基準」(dietary reference intake, DRI)とされた.
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世界大百科事典 第2版
えいようしょようりょう【栄養所要量 dietary allowance】
〈国民が健康を維持し,十分な生活活動を営むために摂取することが望ましい量〉として,性・年齢・生活活動強度別に,またとくに妊娠期・授乳期の,熱量,タンパク質,脂肪(脂肪エネルギー比率として),カルシウム,鉄,ビタミンA・B1・B2・C・D,ナイアシンの量を示したもの。所要量は科学的に推定される栄養必要量に安全量を加算した値である。所要量は厚生省公衆衛生審議会が策定検討委員会の答申をうけて決定する。1994年に99年の日本人の推計体位を目途にして策定された〈日本人の栄養所要量〉が最も新しいが,5年ごとに改訂される。
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