@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

株分け【カブワケ】

デジタル大辞泉

かぶ‐わけ【株分け】
[名](スル)
植物の親株から子株を分けて移植すること。根分け。
生け花で、花材を分けて生けること。また、その技法

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かぶわけ【株分け division】
植物体の一部分を根とともに母植物から切り離して,新しい個体を得る方法をいう。株分けは最も簡単な栄養繁殖法であるが,増殖能率は悪い。主に宿根草,花木類,観葉植物で行われる。これらの植物はある程度大きくなってや葉が込み合うようになると,生育が悪くなったり花が小さくなったりするので,栽培管理の上からも数年に一度は株分けを行う。一般に,春から夏に開花するものは9~10月,晩夏から秋に開花するものは早春に株分けを行う。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かぶわけ【株分け】
スル
植物の根や地下茎を親株から分けて移植すること。根分け。 菊の-
生け花で、花材を分けて生けること。また、その生け方。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

株分け
かぶわけ
植物の繁殖に用いる栄養繁殖の一手法で、宿根草の根際に生じた不定芽や地下茎から出た芽や茎(ひこばえ)を親株から分離し独立個体とする増殖法である。独立個体であるからいずれも根があるので、容易で確実な繁殖方法で、また親と同一のものが得られるという利点がある。短所としては、接木(つぎき)や挿木による栄養繁殖の方法に比べ多数の苗を得られないことがあげられる。[堀 保男]

時期

庭木類では、落葉樹類は半落葉した秋から春の新芽の吹く前(萌芽(ほうが)直前)の休眠期間が適期で、常緑樹類は3月ごろから梅雨期にかけて可能なものがある。宿根草類では、不定芽や地下茎から出た芽をもつものは3~5月にかけてか9~10月がよい。また湿地を好む宿根草には、花期が終わった直後の梅雨期ごろが適期のものが多い。[堀 保男]

方法

株立ちしているものを根を傷めないように注意して掘り上げ、根の付着状況を確認し、2本以上根をつけた状態で切り離す。宿根草類では、根元にある宿存芽をつぶさないように気をつけるとともに、小さく分けると開花しにくくなるものがあるので注意を要する。小植木類では2~3本ずつに分けたほうがよい。
 株分けに用いる刃物は、宿根草、草花類では鋏(はさみ)、ナイフでよいが、木物類では剪定(せんてい)鋏を用いたほうが容易である。株分け作業は日陰地で行い、細根をもった植物は根部が乾燥しないように注意しながら手早く植え付ける。
 株分けしたものは根部が少ないので、植え付け後は十分に水をやり、鉢物は2~3日、半日陰地で管理する。また常緑性で葉数の多いものは、水分の蒸発を防ぐため少し葉を摘み取る。施肥は新芽が伸び始めてから行う。[堀 保男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

株分け」の用語解説はコトバンクが提供しています。

株分けの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation