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核燃料再処理【かくねんりょうさいしょり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

核燃料再処理
かくねんりょうさいしょり
nuclear fuel reprocessing
原子炉から取り出した使用済みのウラン燃料の燃えかすの中に残るウラン 235や,非核分裂性のウラン 238が中性子を吸収してできた分裂性のプルトニウム 239などを,資源の有効利用のため化学的に分離して再使用できるかたちにするプロセスのこと。 1950年代後半から各国で開発されてきたが,経済的,政策的理由で中止した国が多く,商業的に操業しているのはイギリスとフランスである。日本では動力炉・核燃料開発事業団 (動燃) が茨城県東海村に再処理工場 (1日あたりの能力は金属ウランで 0.7t) を 1977年に完成させた。日本原燃も青森県六ヶ所村に再処理施設を建設中である。再処理には,沈殿法,イオン交換法,溶媒抽出法,高温冶金法などいろいろな方法が考えられているが,いちばん広く用いられているのは,使用済み燃料の燃えかすを硝酸塩などに溶かす溶媒抽出法である。再処理によって生ずる放射性廃棄物の安全処理は重要課題である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

かくねんりょう‐さいしょり〔カクネンレウ‐〕【核燃料再処理】
使用済み核燃料から燃え残りのウランや新たに生成したプルトニウムを回収し、放射性廃棄物貯蔵・処分できるように化学的処理をすること。単に再処理ともいう。

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世界大百科事典 第2版

かくねんりょうさいしょり【核燃料再処理 nuclear fuel reprocessing】
原子使用済燃料の中から核燃料物質を回収することをいい,あるいは使用済燃料再処理,または単に燃料再処理ということもある。核燃料が原子炉で使用されると,(1)核分裂生成物がしだいに蓄積してきてこれによる中性子吸収が増加し炉の運転が難しくなる,(2)核分裂生成物の蓄積や放射線損傷により核燃料の機械的性質などが変化し燃料体が損傷するおそれがある――ために,ある期間使用したあとはこれを取り出し新しい核燃料と交換する。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

かくねんりょう‐さいしょり カクネンレウ‥【核燃料再処理】
〘名〙 使用済み核燃料から燃え残りのウランや新たに生成したプルトニウムを回収し、放射性廃棄物を貯蔵・処分できるように化学的処理をすること。

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