●核蛋白質【かくたんぱくしつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
核蛋白質
かくたんぱくしつ
nucleoprotein
核酸と蛋白質の複合体。核酸は酸性物質なので,複合体形成に参加する蛋白質は塩基性アミノ酸に富む。核内の核蛋白質はデオキシリボ核酸 DNAとヒストンあるいはプロタミンの複合体である。また細胞質中のリボソームはリボ核酸 RNAと蛋白質の複合体である。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
かく‐たんぱくしつ【核×蛋白質】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
かく‐たんぱくしつ【核蛋白質】
〘名〙 蛋白質と核酸とが結合した複合蛋白質。生体の細胞内にあって細胞の発育や増殖に重要な働きを持つ。結合する核酸の種類によってデオキシペントース核蛋白質とペントース核蛋白質に大別される。
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「核蛋白質」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●核蛋白質の関連情報