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案文【アンブン】

デジタル大辞泉

あん‐ぶん【案文】
[名](スル)案として作った文章。また、その文章を書くこと。あんもん。「案文を練る」「教書を案文する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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あん‐もん【案文】
[名](スル)あんぶん(案文)

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世界大百科事典 第2版

あんもん【案文】
古文書学上の用語。案ともいう。文書を作成の順序に従って分けると,(1)草案,(2)正文(しようもん),(3)案文,(4)写しとなる。文書を作成するには,まず草案(草(そう),土代(どだい)ともいう)を作り,それを清書して相手に渡す。これが正文であるが,場合によっては作成者が控えをとっておくことがある。案文とは,主として正文を受け取った人が,いろいろな目的の証拠書類として作成した写しであって,これが狭義の案文である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

あんぶん【案文】
(文書の)案として書いた文章。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

あんもん【案文】
あんぶん案文

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日本大百科全書(ニッポニカ)

案文
あんもん
古文書学上の用語。案ともいう。文書の本質的な効力に即してつくられた草案、控え、写しのことである。案文ということばには広狭二義がある。文書を作成するには、まず草案(草稿)をつくり、それを清書して相手方に届ける。これが正文(しょうもん)であるが、受け取った人はいろいろな目的のための証拠書類として正文の写しをつくる。これが狭義の、すなわち厳密な意味の案文である。一方、草案も、発信者側の控え、すなわち証拠書類として用いられる場合もあり、広い意味の案文である。案文のうちで、とくにしかるべき資格のある人が、正文と照合して間違いがないことを確かめ、そのしるしに合点(がってん)を付し、裏にその旨を書いて花押(かおう)を据えたものを正校裏封案文(しょうきょううらふうあんもん)といい、もっとも証拠能力の高いものである。これに対して、文書の効力に直接関係なく、後代になってから参考のため、あるいは学術研究のためにつくられたのが写しであって、案文とは区別される。[上島 有]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

あんじ‐ぶみ【案文】
〘名〙 下書き。草稿。案。あんもん。
※随筆・嬉遊笑覧(1830)三「うちむかひぶみと申侍るは〈略〉案じぶみなどもものせでつかふまつる文なり」

出典:精選版 日本国語大辞典
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あん‐ぶん【案文】
〘名〙 案として作る文章。また、その文章を考えること。あんもん。
※千鳥(1959)〈田中千禾夫〉「同じ電報を三通じゃぞ。で、その案文はと」 〔梁書‐劉顕伝〕

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あん‐もん【案文】
〘名〙
① 文書(もんじょ)の草案。草稿。下書(したがき)。土代(どだい)
※続日本紀‐養老六年(722)七月己卯「空延時日、尺牘案文、未決断
※沙汰未練書(14C初)「一御下知被成事。以評定落去事書、奉行書御下知案文、引付披露」
② 文書の写し。原本(=正文(しょうもん))の複本。謄本。ひかえ。案本。⇔正文
※権記‐長保六年(1004)二月一四日「如此文書往代以正文国料案文寺料
※御堂関白記‐長和五年(1016)七月一〇日「以外記伴信道、内案示見給由、留案文
③ 中世訴訟法で、訴状・陳状に添えて提出した、正文の写し。結審後、奉行が裏判を加えると正文と同じ効力を有した。具書。具書案。
※粉川寺文書‐永仁五年(1297)九月五日・学頭権律師仙実状「奉行校正、令案文裏之上者、可正案之条、不異論
※御伽草子・法妙童子(室町時代物語集所収)(室町末)「あんもんは何と、かき申べきぞと、とひ給へば」
※談義本・八景聞取法問(1754)五「証文の案文がちんぷんかんでしれませず」
⑤ あれこれと、くふうすること。
※西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一三「あの位(くれ)へ奇妙な案文(アンモン)〈案文とは、思案工夫といふことの心得にていふなるべし〉を考へる者さへあるのに」

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