●桛木【カセギ】
デジタル大辞泉
かせ‐ぎ【×桛木】
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
かせ‐ぎ【桛木】
〘名〙
① 紡錘(つむ)でつむいだ糸をかけて巻く工字形の木。織機に付属して、経(たていと)を巻いておくもの。かせ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 木の股(また)。
※古今著聞集(1254)二〇「大猿ありければ、木に追ひのぼせて射たりけるほどに、あやまたずかせぎに射てけり」
③ 股のある木で作って、柱などが傾くのを支え、または物を高い所へ上げるのに用いるもの。かせ。
※康富記‐応永二五年(1418)七月三日「太神宮千木堅木のかせ木落云々」
④ 紋所の名。①を図案化したもので、角桛木、丸に桛木車などがある。かせ。

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