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桜湯【サクラユ】

デジタル大辞泉

さくら‐ゆ【桜湯】
塩漬けにしたの花に熱を注いだ飲み物。婚礼などのめでたいの代わりに用いる。 春》

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

さくらゆ【桜湯】
桜漬けに湯を注いだ飲み物。湯の中で花が開いて美しく、婚礼などの祝いの席では茶の代わりに用いる。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
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世界大百科事典 第2版

さくらゆ【桜湯】
サクラの花の塩漬を湯に入れて飲むもの。見合いや婚礼の席で茶のかわりに用いられるのは,〈お茶を濁す〉などと使われる茶を避けるためだという。《嬉遊笑覧》(1830序)に〈近ごろはじまった〉とする記載があり,明治初期の東京では繁華下町大通りの夏の夜店の中には,床几(しようぎ)に赤いケットをかけて並べた桜湯の店も見られ,麦湯,甘酒香煎(こうせん)などもあきなっていたという。香煎に湯を注いで飲ませた〈煎物(せんじもの)売〉は職人歌合狂言に見えるが,そうした〈煎物売〉の商品の一つとして,すでに中国で行われていたランの花の塩漬などにヒントを得て考案されたものと思われる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

桜湯
さくらゆ

桜漬けを利用した飲み物。江戸後期にはその名前がみえる。サクラの花の塩漬けを1、2輪湯飲み茶碗(ぢゃわん)に入れ、熱湯を注ぎ、花が開いたところを飲む。塩味で、サクラの花の香りが高い。縁起物として、茶を忌む場合、茶のかわりに用いられる。とくに結婚式には欠かせない飲み物である。ほかに吸い物の椀種(わんだね)、刺身のつま、酢の物などにもその色香を利用する。

[河野友美]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さくら‐ゆ【桜湯】
〘名〙 塩漬けの桜の花を湯に入れた飲物。「茶を濁す」といって、茶を用いるのを忌む見合の席や婚礼の席などで用いることが多い。桜の湯。《季・春》
※人情本・春の若草(1830‐44)二「此身(おゐら)茶断だから桜湯(サクラユ)にして貰ひやせう」

出典:精選版 日本国語大辞典
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