●梵鐘【ぼんしょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
梵鐘
ぼんしょう
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デジタル大辞泉
ぼん‐しょう【×梵鐘】
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防府市歴史用語集
梵鐘
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世界大百科事典 第2版
ぼんしょう【梵鐘】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
梵鐘
ぼんしょう
寺院にあって、大衆(だいしゅ)を招集するときや朝夕の時を知らせるために用いる釣鐘(つりがね)。インドで集会のときに用いられた木製の犍稚(かんち)と、中国の銅鐘に基づいてつくられた。大鐘とも、またその音の大きいことから鯨鐘(げいしょう)、洪鐘(こうしょう)ともいう。一般に高さ150~200センチメートル、直径60~90センチメートルのものが多く、銅に少量の錫(すず)、亜鉛を混じて鋳造される。形状は、上部には鐘楼に吊(つ)るす釣り手として竜頭(りゅうず)があり、下部に一対(つい)の蓮華(れんげ)状の撞座(つきざ)を配して、これを橦木(しゅもく)でつくようになっており、音響効果を高めるために「乳(ち)の町」という乳房状の小突起をつけている。日本には朝鮮を経てもたらされた。鋳造の技術の優れた朝鮮製の梵鐘が多く輸入されたが、現存する最古の日本製の鐘は文武(もんむ)天皇2年(698)に鋳造された京都右京区・妙心寺蔵(もとは嵯峨(さが)・浄金剛(じょうこんごう)院蔵)の鐘である。名鐘とよばれる鐘は多い。また大晦日(おおみそか)に鳴らす除夜の鐘としても知られる。
[藤井正雄]
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事典 日本の地域ブランド・名産品
梵鐘[金工]
ぼんしょう
桜川市で製作されている。鎌倉幕府ができた建久年間(1190年〜1199年)に、桜川での梵鐘づくりが始まったという。地元産の砂と粘土でつくった鋳型に、銅・錫の合金を流し込んむ。鐘の音に重く余韻がこもり、姿の美しいものが良いとされており、音色を決める銅・錫の混合割合や鐘の厚さは秘伝。表面に着色を一切しない鋳肌仕上げの梵鐘。茨城県郷土工芸品。
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梵鐘[金工]
ぼんしょう
東近江市で製作されている。江戸時代末期以前には、梵鐘の製造技術が確立されたという。銅と錫の合金でつくられる。滋賀県伝統的工芸品。
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精選版 日本国語大辞典
ぼん‐しょう【梵鐘】

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