●棗椰子【ナツメヤシ】
デジタル大辞泉
なつめ‐やし【×棗×椰子】
ヤシ科の常緑高木。幹はまっすぐ伸び、高さ20~25メートル。葉は幹の先に群がってつき、羽状複葉で、長さ約2メートル。雌雄異株。果実は長楕円形で、食用とし、樹液からは砂糖・椰子酒(アラック酒)をつくる。アラビアの原産。葉を束ねて戦勝などの祝賀に用いるので、戦捷木(せんしょうぼく)ともよぶ。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
動植物名よみかた辞典 普及版
棗椰子 (ナツメヤシ)
学名:Phoenix dactylifera
植物。ヤシ科の常緑高木,園芸植物
植物。ヤシ科の常緑高木,園芸植物
出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
なつめ‐やし【棗椰子】
〘名〙 ヤシ科の常緑高木。ペルシア湾沿岸原産で、熱帯の各地で広く栽培されている。幹は直立して高さ二〇~三〇メートル。葉は羽状複葉で長さ一~三メートル。小葉は線状披針形で長さ二〇~四〇センチメートル。果実は長さ三~四センチメートルの長楕円形でナツメに似ており、下垂する花穂に多数群がってつく。果肉は柔らかく生食したり、乾果としたりするほかジャムやゼリーをつくるなど、広汎な用途がある。また、樹液からは椰子酒をつくり砂糖をとる。若葉は食べられ、また環状にたばねて戦捷などの祝賀に用いる。からなつめ。戦捷木。
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「棗椰子」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●棗椰子の関連情報