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植物成長調節剤【しょくぶつせいちょうちょうせつざい】

日本大百科全書(ニッポニカ)

植物成長調節剤
しょくぶつせいちょうちょうせつざい
植物ホルモンは植物体内で生合成され、超微量で生育を強力に支配するが、ホルモンそのもの(同一化合物)の製剤や、その類縁合成化合物と、類似の生理作用を現す人工化学物質を総称して植物成長調節剤(植物生育調整剤)という。最近、園芸面での利用が増加し、農薬生産金額で年間約7.5億円(消費者金額で2~3倍、全農薬生産金額の約1.4%、1999年)で、二十数種の化合物が実用化している。不要の植物を死させるのも成長調節の一種であるが、この目的の薬剤は、除草剤と呼称して調節剤の概念には入れない。農園芸上利用する生理作用の制御は、発芽、発根、伸長、花芽分化、開花、結果、落葉、老化などの促進または抑制である。この種の薬はその効果を発現する条件が非常に限られ、使用方法を誤ると効果が現れないばかりか、薬害を生ずる場合もある。また、同一化合物でも使用時期や濃度などによって、まったく異なる生理作用を現すものもある。[村田道雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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