●榊原紫峰【さかきばら しほう】
美術人名辞典
榊原紫峰
日本画家。京都生。名は安造。京都絵専卒。旧文展で注目を浴びたが、大正七年土田麦僊・村上華岳らと共に国画創作協会を結成する。同会解散後は展覧会出品をやめ、画壇とは離れて独り静かに制作を続けた。また京都絵専・京美大教授として教育に携わり、日本画壇に貢献した。日本芸術院恩賜賞受賞。昭和46年(1971)歿、83才。
出典:(株)思文閣
デジタル大辞泉
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル版 日本人名大辞典+Plus
榊原紫峰 さかきばら-しほう
明治20年8月8日生まれ。42年文展に初入選。大正7年土田麦僊(ばくせん)らと国画創作協会を結成し,「奈良の森」などを発表。昭和12年母校京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)の教授。37年芸術院恩賜賞。昭和46年1月7日死去。83歳。京都出身。本名は安造。著作に「花鳥画の本質」など。
出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。
精選版 日本国語大辞典
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】
日本画家。本名は安造。京都生まれ。京都市立絵画専門学校卒業。文展で活躍したのち、土田麦僊らと国画創作協会を結成。花鳥画を得意とし、大画面を用いた装飾的作風で画名を高めた。代表作「奈良の森」「獅子」。明治二〇~昭和四六年(一八八七‐一九七一)
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「榊原紫峰」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●榊原紫峰の関連情報