@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

構て【かまいて】

精選版 日本国語大辞典

かまい‐て かまひ‥【構て】
〘副〙 (「かまえて(構━)」の変化した語) =かまえて(構━)
※謡曲・隅田川(1432頃)「この渡りは大事の渡りにて候。かまひて静かに召され候へ」
[語誌]→「かまえて(構━)」の語誌

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

かまえ‐て かまへ‥【構て】
〘副〙 (動詞「かまえる(構)」の連用形に助詞「て」の付いてできた語)
① 工夫、手段を尽くそうとする意図、意志を示す。なんとかして。心がけて。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「さこそあれ、よりあきら、かまへてなんばいともてはべる」
② 手段を尽くして実現させたいという、相手への要求、命令を示す。必ず。是非。
※源氏(1001‐14頃)夢浮橋「更に知られたてまつらじ、とこそ思ひ侍れ、かまへて『僻事なりけり』と聞えなしてもてかくし給へ」
③ 手段を尽くして実現させるな、という相手への禁止を示す。絶対に(…するな)。決して(…するな)。
※毎月抄(1219)「かまへてかまへてあるまじき事にて候」
④ 自分の言動に間違いはないことを、相手に主張する気持を示す。間違いなく。ほんとうに。
※虎寛本狂言・末広がり(室町末‐近世初)「かまへて画の事ではおりないぞ」
[語誌]鎌倉時代まではまだ一語の独立した副詞として使用された例は少なく、しかも和漢混淆文の軍記物語や説話文学作品に偏在し、意志および命令とも、肯定・否定いずれにも用いたが、室町時代には「かまひて」と音が転じて口頭語を反映する会話の場面で多用され、命令や禁止の意味を表わす特定語と呼応するものが多くなる。→かまいて(構━)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

かんまえ‐て かんまへ‥【構て】
〘副〙 (「かまえて(構━)」を強めた語) かならず。きっと。決して。〔かた言(1650)〕
※浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)一「かんまへてそふじゃぞや」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

構て」の用語解説はコトバンクが提供しています。

構ての関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation