●模写【もしゃ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
模写
もしゃ
copy
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
も‐しゃ【模写/×摸写】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
もしゃ【模写】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
模写
もしゃ
複製法の一種で、絵画や書などをオリジナル(原作、原本)に倣って写すこと。西欧語のコピーにあたる。
模写の目的には、原本保存のための模品の作成、原作の技法や手法の研究などがあり、今日では古文化財保護にとって不可欠なものとなっている。文化財の模写には、原本を汚損・変色などのままに写す「現状模写」と、制作時の形状・色彩などを研究して再現する「復原模写」とがある。模写は、中国において古くから六法の一つ「伝模移写」として尊重されてきた。その方法として、原本を傍らに置いて見ながら写す「臨模(りんも)」と、原本上に薄い紙を置いて写す「搨模(とうも)(透(すき)写し)」があり、書では双鉤填墨(そうこうてんぼく)(籠字(かごじ))を用いた搨本が原本の厳密な模写として盛んに行われた。日本画の模写では、透写しのほか、目の残像を利用して写し取る「あげ写し」の方法も行われている。
[永井信一]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「模写」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●模写の関連情報