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橋杭岩【はしぐいいわ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

橋杭岩
はしぐいいわ
和歌山県南端,串本町中部の海岸にある岩石群。海岸から沖合いの大島に向かって大小約 30の柱状岩塊が一列に並び,橋杭のように見えるのでこのがある。岩塊は,新第三紀層の頁岩のなかに貫入した石英粗面岩岩脈が,海食から断続的に残ったもの。1914年国の名勝天然記念物に指定。弘法大師にまつわる伝説がある。吉野熊野国立公園に属する。

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デジタル大辞泉

はしくい‐いわ〔はしくひいは〕【橋杭岩】
和歌山県南東部、東牟婁(ひがしむろ)郡串本町にある石群。海岸から大島紀伊大島)に向かって長さ約850メートル、大小40余の柱状の岩が一列に並ぶ。西側の海岸は遠浅海水浴場として有名。国指定名勝・天然記念物吉野熊野国立公園に属する。名の由来は、昔、空海が大島に渡る一夜で架けようとして橋のをほとんど造り終えたとき、天(あま)の邪鬼(じゃく)にだまされて夜が明けたと思い中断したという伝説から。

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世界大百科事典 第2版

はしくいいわ【橋杭岩】
和歌山県最南端にある奇勝。西牟婁(にしむろ)郡串本町の東部海岸から南の大島寄りに約700mにわたって大小30余の岩が一列に並び,橋の杭のようにみえることからこの名がある(天・名)。地殻変動で第三紀層のケツ岩の亀裂から石英粗面岩が噴出し,岩脈の軟らかい部分が波に浸食されたもの。民謡《串本節》にも〈一つ二つと橋杭立てて 心とどけよ串本へ〉と歌われ,弘法大師の架橋伝説がある。吉野熊野国立公園に属する。【重見 之雄】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

橋杭岩
はしぐいいわ

和歌山県南部、東牟婁(ひがしむろ)郡串本(くしもと)町にある岩石列。立岩(たていわ)ともいう。海岸から南の大島に向かい延長約700メートル、大小30余の巨岩が海上一列に並ぶ。第三紀頁岩(けつがん)層の亀裂(きれつ)に噴出した石英粗面岩の岩脈が海食を受けたもの。空海(弘法大師(こうぼうだいし))が架橋を中断したという伝説がある。国指定名勝・天然記念物。吉野熊野国立公園に含まれる。隣接して海水浴場がある。

[小池洋一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

はしくい‐いわ はしくひいは【橋杭岩】
〘名〙 天然の岩が橋杭のように並んだもの。また、その岩に関して、鬼などが橋を架けようとして果たさなかったなどの巨人伝説の結びついたもの。特に和歌山県東牟婁郡串本町のものは有名で、天然記念物。

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