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欧州理事会【おうしゅうりじかい】

知恵蔵

欧州理事会
欧州理事会は、年に4回開催されるEU首脳会議で、議長国の任期(半年)の間に2回開催される。1974年にパリ首脳会議で合意された。立法・執行機関のような法的決定権を持った機関ではなく、コンセンサスによる合意形成が行われる、政府間主義的な会議である。2004年からEU本部のあるブリュッセルで開催されることになった。欧州憲法条約では、欧州理事会の議長は常設となり、EUを代表する。任期は最大5年。欧州委員会は、一般の国家でいえば政府に当たり、各種の政策、法案および予算案の提案を行う。委員は閣僚に当たり、それぞれ担当任務を持つ。04年までは20名だったが、第5次拡大以降、当面は各国が1名ずつ委員を出すことになった。欧州議会は欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)の「共同総会」を前身とする。各国の議員で構成されていたが、79年から5年ごとに直接投票による欧州議会選挙が一斉に行われている。従来、欧州議会は諮問機関的存在だったが、次第に一般の国家の議会と同じ権限を持つようになり、70年代に予算決定に関与する権限を獲得、立法権限もある程度付与されている。欧州統合が欧州委員会主導で行われ、加盟国民の声を反映していないという不満(「民主主義の赤字」)を解決するために、欧州議会の役割の強化が期待されている。憲法条約では、欧州委員会委員長は、欧州理事会が提出するリストから欧州議会が選出することになっている。
(渡邊啓貴 駐仏日本大使館公使 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

おうしゅう‐りじかい〔オウシウリジクワイ〕【欧州理事会】
European CouncilEU欧州連合)の主要機関の一。各加盟国の首脳と欧州委員会委員長とで構成される、EUの最高意思決定機関。ヨーロッパ理事会EU首脳会議EUサミット
[補説]欧州連合理事会は、EU各加盟国の閣僚で構成される別の機関。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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