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此奴【クヤツ】

デジタル大辞泉

く‐やつ【×奴】
[代]《「こやつ」の音変化》二人称の人代名詞。人を卑しめていう。きゃつ。
「年比(としごろ)―にあはむと思ふに」〈落窪・二〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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こ‐いつ【×奴】
[代]《「こやつ」の音変化》
三人称の人代名詞。話題になっている人を軽んじ、ののしったり親しみをこめたりしていう。「だって此奴が先にやったんだもん」
近称の指示代名詞。「これ」のぞんざいな言い方。「此奴はひどい、食えやしない」
(感動詞的に用いて)憎しみの気持ちを込めて、相手に呼びかける語。「此奴、やりやがったな」

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こ‐やつ【×奴】
[代]三人称の人詞。「こいつ」よりもやや古い言い方で、話し手の近くの人をののしったり、ぞんざいにいったりする場合に用いる。

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大辞林 第三版

くやつ【此奴】
こやつの転
二人称。人を卑しめていう語。こいつ。 -、今また縛りかけよ/宇津保 藤原君

出典:三省堂
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こいつ【此奴】
こやつの転
三人称。その場にいる人をののしったり、また親愛の気持ちからぞんざいにいう場合などに用いる。この人。 -が犯人です -、思ったより手ごわいな
近称の指示代名詞。その場にある物や事柄を指し示す。これ。この物。 -は、うまい -は、面白い

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こやつ【此奴】
三人称。こいつに同じ。「こいつ」より古めかしい言い方。 -、名を名乗れ

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精選版 日本国語大辞典

く‐やつ【此奴】
〘代名〙 (「こやつ(此奴)」の変化した語) 対称。人をいやしめて呼ぶ語。きゃつ。こいつ。
※宇津保(970‐999頃)藤原の君「おほかたは、女のなどかくは申す。くやつ、今また縛りかけよ」

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こ‐いつ【此奴】
〘代名〙 (「こやつ」の変化した語) 他称。話し手側の人、事物などをさし示す(近称)。「これ」に対して話題の人物をののしったり遠慮なくいう場合、または乱暴な話し方で事物をさす場合に用いる。
(イ) 人をさす場合。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)三「イヤこいつただ者ならず」
(ロ) 物や事柄をさす場合。
※洒落本・娼妃地理記(1777)「日本にては人をなじりてこいつは流行ませうといふ事有」
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「こいつアおもしれへおもしれへ」

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こ‐やつ【此奴】
〘代名〙 =こいつ(此奴)
(イ) 人をさす場合。
※寒川入道筆記(1613頃)愚痴文盲者口状之事「此やつめ、宿に居たひと申、いとまをこい候程に」
(ロ) 物をさす場合。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「此前後に紐(ひぼども)付たは、此奴(コヤツ)ども天窓(てへん)さ打被る時、此紐(ひぼ)ども、腮(おとがい)のあたりへからみ付(つく)る事か」

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