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武蔵野【むさしの】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

武蔵野
むさしの
国木田独歩短編小説。 1898年発表。発表時の題名は『今の武蔵野』。『源叔父』『忘れ得ぬ人々』など 18編を収めた文集『武蔵野』 (1901) に収録したとき改題された。作者が豊多摩郡上渋谷村 (在の東京都渋谷区) 在住当時の見聞をもとに武蔵野一帯の風物を描いたもので,清新なリアリズムと抒情精神が高い評価を受けた。

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デジタル大辞泉

むさし‐の【武蔵野】
東京都と埼玉県にまたがる洪積台地多摩川から、北は川越市あたりまで広がる。古くは牧野、江戸時代から農業地に開発され、雑木林のある独特の風景で知られた。武蔵野台地
東京都中部の市。住宅地として発展。中心は吉祥寺(きちじょうじ)井の頭自然文化園がある。人口13.9万(2010)。
[補説]作品名別項。→武蔵野

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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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むさしの【武蔵野】[書名]
国木田独歩の第1小説集。明治34年(1901)刊。からにかけての武蔵野の美しさなどを描いた短編17編を収録。
山田美妙による短編の歴史小説。明治20年(1887)11月から12月にかけ、読売新聞付録で全3回で連載最初言文一致体新聞小説として知られる。

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日本の企業がわかる事典2014-2015

武蔵野
正式社名「株式会社武蔵野」。英文社名「MUSASHINO CORPORATION」。食料品製造業。昭和44年(1969)「株式会社武蔵野フーズ」設立。平成4年(1992)現在の社名に変更。本社は埼玉県朝霞市西原。中食メーカー。弁当おにぎり・すし・調理パン・調理麺などを製造。セブン‐イレブン向け販売が主力全国に事業拠点を展開

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

むさしの【武蔵野】
関東平野西部に広がる洪積台地の武蔵野台地をいう。北西入間(いるま)川,北東を荒川,南を多摩川の沖積低地で限られ,西端の関東山地山麓から東端山手台地まで東西約50kmに及ぶ広大な台地で,数段の段丘面からなり,標高20~190m。沖積地からの比高は10~40mに達している。砂礫層の上に関東ロームと呼ばれる厚い火山灰層がのり,水が乏しいため開発は遅れた。江戸時代に入って神田上水(1591),玉川上水(1654),野火止(のびどめ)用水(1655),千川上水(1696)などが開削され,享保年間(1716‐36)以降しだいに新田開発がすすみ,武蔵野新田が形成されていった。

出典:株式会社平凡社
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むさしの【武蔵野】
国木田独歩の短編小説。1898年1~2月,《今の武蔵野》の題名で《国民之友》に分載。第1小説集《武蔵野》(1901)に収められた。1896年9月から翌年4月まで当時武蔵野の面影を残していた渋谷の岡の上に住み,近郊の林や野道や小川のほとりを散歩して得た印象を新鮮な感覚で描いた作品。伝統的な松林の美しさなどではなく,秋から冬にかけての武蔵野の落葉林の美しさを中心に描くについては,文中に引用されている二葉亭四迷訳のツルゲーネフ作《あひゞき》の影響が著しい。

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大辞林 第三版

むさしの【武蔵野】
関東平野南西部を占める洪積台地。東京都中西部から埼玉県南部にわたる。かつては雑木林の茂る原野。武蔵野台地。歌枕 紫のひともとゆゑに-の草はみながらあはれとぞみる/古今 雑上
東京都中部の市。中央線が東西に貫く。吉祥寺を中心に、商業・住宅地として発展。

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むさしの【武蔵野】
小説。国木田独歩作。1898年(明治31)「国民之友」に発表。ツルゲーネフやワーズワースの影響のもとに、都会から離れ武蔵野に座した作者の、自然の美しさと人間愛に思いをめぐらせた浪漫的作品。
小説。山田美妙作。1887年(明治20)発表。武蔵野の秋を背景に、室町初期の武士の抗争に材を取った悲劇。地の文に言文一致体を用い、大きな反響を呼んだ。

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精選版 日本国語大辞典

むさし‐の【武蔵野】
[1]
[一] (古くは「むざしの」) 広くは関東または武蔵国の平野をさすが、一般には入間川・荒川・多摩川に囲まれ、東京都と埼玉県とにまたがる洪積台地をいう。
※万葉(8C後)一四・三三七九「わが背子を何(あ)どかも言はむ牟射志野(ムザシの)のうけらが花の時無きものを」
[二] 東京都中央部の地名。区部に西接する。明暦大火(一六五七)後計画的に開墾。関東大震災後、郊外住宅地として脚光をあび、第二次世界大戦後住宅都市となる。南端に井之頭公園がある。昭和二二年(一九四七)市制。
[三] 小説。国木田独歩作。明治三一年(一八九八)発表。東京郊外渋谷村での見聞や武蔵野の景観を、日記や感想をまじえて描写。ツルゲーネフ、ワーズワースの影響が濃い。
[2] 〘名〙
① ((一)(一)は広大で一目で野を見尽くせないところから「飲み尽くせない」にかけて) 大きな杯。
※俳諧・毛吹草(1638)六「武蔵野の新はいなれやけふの月〈重供〉」
② 広大なもののたとえ。
※評判記・朱雀信夫摺(1687)上「境内武蔵野也」

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