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歩兵【ほへい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

歩兵
ほへい
infantry
陸軍の主柱的科。旧ソ連軍では狙撃兵という。歴史的にみると,古代では兵が戦闘のほとんどすべてを占めたが,中世封建時代から近代初期にかけては,騎兵が主で歩兵は協力兵科となった。火薬発明,砲の発達によって再び歩兵は主兵科となり,最近まで砲兵戦車兵などとの緊密な共同のもとに,火戦および白兵戦によって戦闘に最後のを与えるものであった。第2次世界大戦後,歩兵は一時軽視されたが,最近ではゲリラ戦への対応のために,軽火器武装で機動性に富むその役割が再評価されだした。また対戦車兵器の発達に伴い戦車と歩兵の共同が再重視されるようになった。しかし歩兵も装甲兵員輸送車,装甲戦闘車に搭乗することが多くなった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ふ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【歩兵】
《「ぶひょう」とも》
ほへい(歩兵)
将棋の、歩(ふ)。

出典:小学館
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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ほ‐へい【歩兵】
徒歩で戦う兵。雑兵(ぞうひょう)。
陸軍で、小銃・機関銃・擲弾筒(てきだんとう)などの小火器を装備し、徒歩で戦闘を行う兵。また、その兵科。

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世界大百科事典 第2版

ほへい【歩兵 infantry】
陸軍の兵種(職種)の一つで,徒歩で戦闘するところから歩兵という。自衛隊では普通科といい,ロシアでは狙撃(そげき)兵と呼ぶ。歩兵は,陸軍の兵種の中でもっとも大きな勢力をもち,近距離に対峙したとの戦闘に続いて,白兵戦闘(銃剣突撃)によって敵を撃破し勝利を収めようとする兵種である。歩兵は各兵種の中では歴史的にもっとも古い。
【歴史】

西洋
 古代ギリシアの都市国家の軍隊の中心は,ホプリテスhoplitēsと呼ばれる重装歩兵であった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

歩兵
ほへい
infantry

陸軍の兵種の一つ。長い間陸軍兵力の中心的位置を占め、密集・疎開の二戦闘方式を原則として採用し、敵兵力の撃滅・駆逐を図り、最終的には白兵戦によって勝敗の決着をつけることが最大の任務とされた。陸軍の近代化が進められる過程で、軽・重機関銃、迫撃砲、対戦車砲等の装備による打撃力充実と装甲車両導入による機動力向上が求められた。第二次世界大戦後アメリカ、ソ連等核保有国を始め先進国では歩兵の役割は、核戦力の比重が増大するにつれて低下し兵力削減の傾向が見られたが、第三世界においてはゲリラ戦や内戦への投入に見られるようにその役割は依然として大きい。なお、自衛隊は歩兵を普通科と呼称している。

[纐纈 厚]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ふ‐ひょう ‥ヒャウ【歩兵】
〘名〙 (「ぶひょう」とも)
① ほへい。
※蒙古襲来絵詞(1293頃)下「はらひのけ候は歩兵(フヒャウ)とおぼえ候」
② 将棋で、歩(ふ)のこと。
※寒川入道筆記(1613頃)愚痴文盲者口状之事「さる程に金をあひにはるかと見れば歩兵をはる」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ほ‐へい【歩兵】
〘名〙
① 徒歩で戦う兵。雑兵(ぞうひょう)。足軽(あしがる)
※将門記(940頃か)「先づ歩兵を寄せて略ぼ合戦せしめ」 〔六韜‐犬韜・戦歩〕
② 江戸幕府の職制で、歩兵隊を組織する兵士。一五〇俵高、役扶持一〇人扶持であった。
※懐中便要(1858)布衣以下大概順(古事類苑・官位七七)「歩兵、百五十俵高、御役扶持十人扶持」
③ 旧日本陸軍の兵制で、小銃・機関銃・歩兵砲などをもって火戦および白兵戦を行なう兵種。
※東京曙新聞‐明治一一年(1878)八月二四日・号外「又た暴徒の一手は近衛歩兵の営門に迫りて」
④ 将棋の駒の歩(ふ)をいう。
※寒川入道筆記(1613頃)落書附誹諧之事「くらひなくて王に近付ためしには歩兵もなれは金とこそいへ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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