●死罪【しざい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
死罪
しざい
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デジタル大辞泉
し‐ざい【死罪】
2 手紙や上表文の末尾に添える語。非礼の罪をわびる気持ちを表す。「死罪死罪」「頓首死罪」などの形で用いる。
3 江戸時代の刑罰の一。斬首(ざんしゅ)の刑に処して、死体は試し斬(ぎ)りの用に供され、財産も没収された。
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世界大百科事典 第2版
しざい【死罪】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
死罪
しざい
江戸幕府法上の主として庶民に科せられた死刑の一種。下手人(げしゅにん)と同様、江戸では小伝馬町の牢屋(ろうや)の中の切場(俗に土壇場(どたんば)という)で斬首(ざんしゅ)する刑をいう。下手人は殺人だけに科せられるが、死罪は殺人以外の犯罪にも科せられる。殺人については、下手人が利欲にかかわらない喧嘩(けんか)口論などによる殺人に科せられたのに対し、死罪は利欲にかかわる殺人に科せられた。したがって、死罪のほうが下手人より重いとされ、下手人と異なり、死屍(しし)が様斬(ためしぎり)にされ、犯人の家屋敷・家財も没収され、情状の重い者には引廻(ひきまわ)しが付加されることがあった。
[石井良助]
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精選版 日本国語大辞典
し‐ざい【死罪】
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