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殿上【テンジョウ】

デジタル大辞泉

てん‐じょう〔‐ジヤウ〕【殿上】
《「でんじょう」とも》宮殿、または殿堂の上。
宮中。禁中。
殿上の間(ま)」の略。
2のことをつかさどるところから》蔵人所(くろうどどころ)の異称。
殿上の間に昇ること。また、それを許されること。昇殿。
「来年は帰り上りて―して、五位の蔵人になりて」〈狭衣・一〉
殿上人(てんじょうびと)」の略。
「―の逍遥侍りしとき、さらなり」〈大鏡・伊尹〉

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

てんじょう【殿上】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

てんじょう【殿上】
宮殿・殿堂の内部。
宮中。また、禁中。
清涼殿の殿上の間。また、紫宸殿のうち。上。
清涼殿の殿上の間に昇ること。また、それを許されること。 これかれぞ-などもせねば/蜻蛉
「殿上人」の略。 殿を始め奉りて-と地下と皆参りぬ/枕草子 二四二・春曙抄

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

てん‐じょう ‥ジャウ【殿上】
〘名〙
① 宮殿、または殿堂の上。
※続日本紀‐養老四年(720)正月甲寅朔「大宰府献白鳩。宴親王及近臣於殿上」 〔戦国策‐燕策・王喜〕
② 宮中。禁中。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「中将殿上にまゐりて、仁寿殿の御まへにさぶらひ給ふ」
③ 「てんじょう(殿上)の間」の略。また、上皇などの御所の、それに準ずる所。
※伊勢物語(10C前)六五「殿上にさぶらひける在原なりけるをとこの」
④ (━する) 「殿上の間」に昇ること。また、それを許されること。昇殿。
※蜻蛉(974頃)上「これかれぞ、殿上などもせねば」
⑤ 昇殿を許された人。殿上人。
※多武峰少将物語(10C中)「殿上の君、しかじかと、入道の君に語り給ふ」
⑥ (殿上のことをつかさどるところから) 「くろうどどころ(蔵人所)」の異称。
※中右記‐嘉保三年(1096)二月二二日「是、令殿上別当給也」
⑦ 中世、住宅内部の室の一つ。中門廊の近くにあり、身分や格の低い人々が主人に対して挨拶する場、またはその控室。
※看聞御記‐文安四年(1447)一一月二六日「番匠大勢参、殿上室礼〈番衆所〉、車宿庁屋に造」

出典:精選版 日本国語大辞典
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