●比【ひ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
比
ひ
ratio
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デジタル大辞泉
ひ【比】
2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。たとえを用いて気持ちを述べる詩の叙述法。
3 二つの数a、bがあるとき、aがbの何倍であるかの関係をaのbに対する比という。a:bと表す。
4 名詞に付いて、それと比較する意を表す。「前年
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ひ【比】[漢字項目]
[学習漢字]5年
1 二つを並べて見くらべる。「比較/対比・類比」
2 二つのものをくらべた割合。「比重・比熱・比率・比例/単比・等比」
3 同列に並べる。並ぶ。「比肩・比翼/櫛比(しっぴ)」
4 同列に並んだ仲間。たぐい。「比倫・比類/無比」
5 べたべたとくっつく。親しむ。「比周」
6 なぞらえる。たとえる。「比擬・比況・比興・比喩(ひゆ)」
7 ころ。時分。「比年・比来」
8 フィリピン。「比国・比島/日比・訪比」
[補説]6は「譬」と通用する。
[名のり]これ・たか・たすく・ちか・つね・とも・なみ・ひさ
[難読]比丘(びく)・比丘尼(びくに)・比目魚(ひらめ)・比律賓(フィリピン)
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世界大百科事典 第2版
ひ【比 ratio】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
比
ひ
数a、bについて、a=rbすなわちa/b=rであるとき、rをaのbに対する比または比の値といい、a:b(「a対b」と読む)とも書く。a、bはそれぞれ、この比の前項、後項とよばれる。これを入れ換えた比b:aをもとの比の反比または逆比という。以上の定義に従えば、ある比とその反比が意味をもつためにはa≠0,b≠0でなければならない。なお、割合は比の値を表す日常用語である。
二つの量A、Bを比較する場合も、BがAのr倍であることを、BのAを基準とする比または比の値がrであるという。とくに、Aを単位量とすれば、rはBの大きさを表す数になる。同種の量の比の値を比率といい、これを小数で表したものを歩合という。これを、100分の1、1000分の1、100万分の1を単位として表したものをそれぞれ百分率、千分率、百万分率といい、単位名としてはパーセント(%)、パーミル(‰)、ピーピーエム(ppm)が用いられる。わが国では10分の1、100分の1、1000分の1をそれぞれ割、分、厘とよぶことも行われている。これが狭い意味での歩合である。異種の量の間でも比を考えることができる。速さ(m/秒など)、密度(g/cm3など)がそれである。
[植竹恒男]
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精選版 日本国語大辞典
ひ【比】


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ひ‐・する【比】
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ひ‐・す【比】
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