●毛【け】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
毛
け
hair
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毛
もう
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デジタル大辞泉
け【毛】
㋐哺乳類の皮膚に生じる表皮の変形器官。全身のほとんどを覆う、角質の構造物。
㋑頭髪。髪の毛。「
㋒羊毛。「
㋓植物体の表面に生じる細長い糸状のもの。「タンポポの
㋔鳥などの羽毛。「鳥の
2 細い毛状のもの。「ブラシの
3 非常にわずかなことをたとえるのに用いる。「そんな気は
4 鎧(よろい)の威(おどし)の糸。おどしげ。
「同じ―の鎧を二両まで置きたりけるを」〈太平記・二六〉
5 作物。特に稲の穂の実り。作毛。
「秋の―の上を賜ひて下ぐべきにてありけるに」〈沙石集・三〉
6 魚のうろこ。特に鯉のうろこ。
「鯉に限って、うろこをふくとは申さぬ、―をふくと申す」〈虎寛狂・惣八〉
[下接語]兎(う)の毛・裏毛・尾羽毛・髪の毛・猫っ毛・三毛・身の毛(げ)愛嬌(あいきょう)毛・青毛・赤毛・葦(あし)毛・命毛・入れ毛・産(うぶ)毛・上(うわ)毛・枝毛・後(おく)れ毛・威(おどし)毛・鹿(か)毛・糟(かす)毛・川原(かわら)毛・癖毛・栗(くり)毛・黒毛・逆(さか)毛・差し毛・地毛・棕櫚(しゅろ)毛・尻(しり)毛・白毛・梳(す)き毛・立ち毛・力毛・縮れ毛・月毛・旋(つむじ)毛・虎(とら)毛・鳥毛・夏毛・二毛・和(にこ)毛・抜け毛・鼻毛・雲雀(ひばり)毛・斑(ぶち)毛・冬毛・解(ほつ)れ毛・巻き毛・睫毛(まつげ)・眉(まゆ)毛・尨(むく)毛・無駄毛・胸毛・脇(わき)毛・綿毛
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もう【毛】
2 尺貫法の単位の一。長さでは、1寸の1000分の1。重さでは、1匁の1000分の1。
3 貨幣の単位。1円の10000分の1、1厘の10分の1。
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もう【毛】[漢字項目]
[学習漢字]2年

1 け。「毛髪・毛筆・毛布/羽毛・紅毛・鴻毛(こうもう)・純毛・植毛・繊毛・梳毛(そもう)・多毛・体毛・脱毛・恥毛・羊毛・鱗毛(りんもう)」
2 地表に作物が生育する。「不毛・二毛作」
3 ごく細かいもの。わずかなもの。「毛頭・毛細管/毫毛(ごうもう)」
4 重さ・長さ・割合・数などの単位。「厘毛」
5 毛野(けの)国。「上毛・両毛」

[名のり]あつ
[難読]毛布(ケット)・旋毛(つむじ)・刷毛(はけ)
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毛髪用語集
毛
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世界大百科事典 第2版
け【毛 hair】
【哺乳類の毛】
哺乳類の毛は哺乳類特有のもので,クジラ類の大半を除くすべての種類が多かれ少なかれ毛を備えている(クジラ類の多くは口の周辺に少数の毛をもつ)。毛は,皮下に斜めに埋もれている毛根および毛球と,皮膚外に露出する毛幹の3部分に区別される。
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もう【毛】
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大辞林 第三版
け【毛】
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もう【毛】
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単位名がわかる辞典
もう【毛】
➁尺貫法の重さの単位。日本古来のもの。1毛は1貫の100万分の1、1匁(もんめ)の1000分の1。約3.75mg。
出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
毛
け
動物の毛
哺乳(ほにゅう)類の体表の大部分を覆う糸状の器官で、発生的には表皮の一部である。表皮の胚芽(はいが)層が肥厚し、真皮の中に伸びて、その先端に毛嚢(もうのう)(表皮性毛嚢)を生じる。毛嚢の周辺部は真皮からできるので真皮性毛嚢とよばれる。毛嚢の中にある毛の部分を毛根という。毛嚢の上部には皮脂腺(せん)が開き、また平滑筋性の立毛筋がつく。毛嚢の中心部で細胞が分裂し角化したものが毛であるが、この細胞分裂には休止期と成長期があり、成長期のときだけ毛が伸長し、休止期になると毛嚢全体の形態も変化し、長さが短くなり、成長期には表皮細胞に抱き込まれていた毛乳頭が突出するようになる。ヒトの頭髪などは成長期が長く2年ほども続くが、多くの哺乳類の体毛は成長期が短く、一定の周期または季節変化によって成長期と休止期を繰り返し、毛の長さは一定に保たれる。一般の哺乳類の毛は軟毛(綿毛(わたげ))と粗毛とからなるが、ブタなどの剛毛、ヤマアラシの棘(とげ)などのように特殊な発達をしたものもある。胎児などの繊細な毛をうぶ毛という。哺乳類でもクジラ類は出生後は毛を生じない。また実験室で突然変異を利用してつくられたマウスの系統のなかには無毛のものがある。鳥類では毛のかわりに羽毛があり、無脊椎(むせきつい)動物で毛に似た構造としては鞭毛(べんもう)、繊毛などがある。[大岡 宏]植物の毛
植物学で毛とよばれるものは、表皮の細胞が外方へ突出したものである。かならずしも糸状の細長いものだけでなく、樹枝状に分岐したもの、鱗(うろこ)状のもの、いぼ状のもの、刺(とげ)状のものなど、さまざまな形態のものがある。植物の種類を同定するに際して、どの器官のどの部位にどんな形状の毛が生ずるか否か、またそれが若いときだけあるのか、成長後まで宿存するか、などの特徴は、しばしば類似種との区別点とされる。毛の役目はかならずしも明らかでないが、保護のほか、多くの場合は水をはじいたり、蒸散量を調節するのに役だっていると考えられる。余分な水を排出し、または粘液を分泌する毛もある。根の先端付近に生じる根毛は、水や水に溶けた養分を吸収する役と、根を地中に固着させる役をしている。細く軟らかい茎や葉に生じた刺状の毛は、草むらの中で他物と接触して自身の立体的な姿勢を保つのに有効である。種子や果実に生じた毛は、風や動物によって遠くまで散布されるのに役だち、このなかにはワタやパンヤのように利用されるものもある。雌しべの柱頭の毛は、形態と表面の粘液の両面から花粉を付着させるのに適している。特殊な例としては、毒液を含むイラクサの刺毛(しもう)、虫の接触を感じて捕虫に役だつハエジゴクの感覚毛などがある。
外見が毛に似ていても、表皮だけでなく基本組織をも含む突起物は、毛状体とよんで区別される。[福田泰二]
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動植物名よみかた辞典 普及版
毛 (モ)
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精選版 日本国語大辞典
け【毛】
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