●気中開閉器【きちゅうかいへいき】
日本大百科全書(ニッポニカ)
気中開閉器
きちゅうかいへいき
気中において電線路の開閉を行うスイッチ。3~6キロボルトの配電線用として使われる。接触部に細隙(さいげき)消弧室を設け、スイッチを開閉するとき発生するアークを細隙に押し込めて消弧(アーク放電を消滅させること)させる。開閉状態が目視で容易にわかる特徴があり、手動開閉器として広く用いられている。一方、自動開閉器は真空バルブを用いた真空開閉器が主流となっている。
[岡村正巳・大浦好文]
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出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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