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気管支【きかんし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

気管支
きかんし
bronchus
気管は喉頭に続いて始まり,食道の前を垂直に下がり,第4~6胸椎の高さで左右に分れて気管支となる。左右の主気管支はさらに細気管支に分れ,肺胞に連なる。気管および気管支には多数の扁平な軟骨輪が並ぶが,後壁は軟骨を欠き,膜性壁と呼ばれる。気管支内面の粘膜は線毛上皮でおおわれ,線毛運動は外に向い,鼻から吸込んだ空気中の異物を排出する。固有層内には気管腺,気管支腺が多数存在する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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栄養・生化学辞典

気管支
 気管分岐部から肺門に至る部分.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

きかんし【気管支 bronchus】
肺と外界とを結ぶ空気の通り路を気道というが,その主要部分で,気管分岐部から終末細気管支までをいう。人間では,気管は第4胸椎の高さで左右に枝分れする(気管分岐部)。ここから先が気管支であり,左右ともつぎつぎに二またに分かれ,それぞれ23回の枝分れをして終末細気管支に至る。これより先は,呼吸細気管支,肺胞道,肺胞であり,これらの領域は,ガス交換を営んでおり,気道に対して気腔とよばれる。気管支は,平滑筋,さらに太い部分では軟骨によって,管状構造を維持している。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きかんし【気管支】
気道の一部。気管が尾端で二分してから肺に至るまでの小管。二分した部分のみをさす場合もある。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

気管支
きかんし

気管の下端から始まる気道。ヒトの気管は第4~第6胸椎(きょうつい)の高さまで下降すると左右の気管支に分かれる。この分かれる部分を気管分岐部という。左右の気管支は斜外下方に向かって肺門まで下降し、肺門部で細かく分岐して肺内に入り、肺葉気管支となる。肺葉気管支はさらに分岐して区気管支となり、各区気管支の枝が分布する範囲が一つの肺区域となる。この肺区域は肺の部分的切除のとき、手術上、重要な役割を果たすので、詳しく分類・命名されている。区気管支はさらに分岐して細くなり、直径が1ミリメートル以下になると細気管支となる。細気管支は、さらに小葉間細気管支となり、最終的には呼吸細気管支となって、肺胞の入口である肺胞管に開く。

 右気管支は長さ約2~3センチメートルで、周囲には6~8個の不完全な輪状の気管支軟骨が付着している。左気管支は長さ約5~6センチメートルで、9~12個の気管支軟骨が付着している。心臓が正中線より左側に偏しているため左気管支は分岐後の傾きが強く、また径も細いが、右気管支は傾きが緩く、かつ径が太いので、異物を飲み込んだときは右気管支に入りやすい。

[嶋井和世]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きかん‐し キクヮン‥【気管支】
〘名〙 肺呼吸をする脊椎動物の気管の下端で、左右に分かれてから肺に連なるまでの小管をいう。気道の一部をなし、その先は肺の中で枝分かれして気管支樹となり、その末端は肺胞に達する。〔七新薬(1862)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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デジタル大辞泉

きかん‐し〔キクワン‐〕【気管支】
気管下端から左右に分かれ、両に通じる細い管。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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