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水ガラス【みずガラス】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

水ガラス
みずガラス
water glass
石英砂 (酸化ケイ素) とソーダ灰 (または硫酸ソーダとの混合物) とを融解したのち,水で抽出したもの。平均3~5molの無水ケイ酸に,1molの酸化ナトリウムを含む組成をもち,主成分はケイ酸ナトリウム Na2SiO3 である。通常濃厚な水溶液の形で市販されている。特に安定なものではなく,次第に分解してケイ酸を析出し,また凝結を起し,ゲル状に固まる。粘着剤として人造石,ガラス,陶器などの接着,耐火塗料,製紙などに用いられる。吸湿剤のシリカゲル原料ともなる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

みず‐ガラス〔みづ‐〕【水ガラス】
二酸化珪素(けいそ)炭酸ナトリウムなどのアルカリとを融解して得られる珪酸アルカリの濃い水溶液。粘りけの強い無色透明の液体ガラス陶磁器接合剤接着剤洗剤などに用い、また耐火セメントシリカゲルの原料とする。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

みずガラス【水ガラス water glass】
ケイ酸ナトリウムNa2O・nSiO2(n≒2~4)が少量の水に溶けたときに生成する粘度の高い溶液。ケイ砂と炭酸ナトリウムを約1300℃に溶融してガラス状にし,オートクレーブ中で5~10気圧の圧力下で水に溶解するか(乾式法),反応性の高いシリカ原料(たとえば酸性白土)を用い,オートクレーブ中で水酸化ナトリウム水溶液と反応させるか(湿式法),いずれかの方法で製造される。日本では一般に乾式法が行われているが,高純度の可溶性白土が得られる条件があれば,湿式法が有利である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

みずガラス【水ガラス】
ケイ砂とソーダ灰(無水炭酸ナトリウム)とを混合、加熱溶融した水あめ状の液。アルカリ性を示し無色透明。洗剤・接合剤・防火防水用塗布剤・土壌硬化剤などに用いる。 → 珪酸ナトリウム

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

水ガラス
みずがらす
water glass
ケイ酸アルカリガラスの濃厚水溶液をこのようにいっているが、固体そのものを無水水ガラスあるいは単に水ガラスということもある。アルカリとしては一般に成分として酸化ナトリウムNa2O(場合によっては酸化カリウムK2O)を含み、組成はNa2OnSiO2(n=2~4)のほか、少量の酸化鉄Fe2O3などが含まれており、水分は10~30%。ケイ酸(ケイ砂)SiO2nH2Oと無水炭酸ナトリウム(ソーダ灰)Na2CO3の混合物を1300~1500℃で融解し、できた固体を低圧蒸気缶で処理すると得られる。純粋なものは無色の水飴(みずあめ)状の液体で粘性が高い。空気中では二酸化炭素を吸収してゲル状ケイ酸が析出するので、強い接着力を示す。また水ガラスから水分を蒸発させるか、無水の水ガラスと水少量とを加熱すると、和水水ガラスができる。接着剤、接合剤、耐火セメントなどの原料となる。またアルカリ性であることから洗剤、洗浄剤などにも用いられる。[中原勝儼]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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化学辞典 第2版

水ガラス
ミズガラス
water glass

けい砂SiO2ソーダ灰Na2CO3とをNa2O/SiO2 = 1.6~3.8程度に混合し,加熱溶融した水あめ状の濃厚水溶液である.耐熱性接着剤,粘土泥漿(しょう)の解こう剤などとしても利用される.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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