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水マンガン鉱【すいマンガンこう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

水マンガン鉱
すいマンガンこう
manganite
斜方晶系柱状結晶の鉱物MnO(OH) 。硬度2~4,比重 4.3~4.7。亜金属光沢をもち,色は鉄黒色条痕は赤褐色。不透明。マンガン鉱石として重要。日本では新第三紀層の層状マンガン鉱床中から産出する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

すい‐マンガンこう〔‐クワウ〕【水マンガン鉱】
酸化マンガン主成分とする鉱物。黒色で、短柱状・針状塊状で産出。単斜晶系。重要なマンガンの鉱石鉱物

出典:小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)

水マンガン鉱
すいまんがんこう
manganite

マンガンの鉱石鉱物の一つ。グラウト鉱groutite(α(アルファ)-MnOOH)およびファイトクネヒト鉱feitknechtite(β(ベータ)-MnOOH)とは同質異像関係にある。低温熱水鉱床中、黒鉱鉱床中、スモーカー周辺海底堆積(たいせき)物中に産し、また循環水中の堆積物として生成されるほか、緑マンガン鉱の酸化分解によって生ずることもある。分解して二酸化マンガンの鉱物、とくに軟マンガン鉱になりやすい。自形は一方向に伸びた柱状で、伸びの方向に平行な条線がよく発達し、束状集合をつくるほか、微細結晶が団塊、鍾乳石(しょうにゅうせき)様の集合体をなすこともある。日本では秋田県花岡鉱山(閉山)で多産した。命名は化学組成にちなむ。

[加藤 昭 2017年5月19日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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