●氷期【ひょうき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
氷期
ひょうき
glacial age
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知恵蔵
氷期
(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
デジタル大辞泉
ひょう‐き【氷期】
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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版
ひょうき【氷期 glacial stage】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
氷期
ひょうき
氷河時代において中緯度地域まで氷床や氷河が大規模に進出拡大して存在した時期。反対に氷河があまり発達しなかった時期を間氷期という。氷期はつねに寒冷な気候の継続ではなく、そのなかにあっても氷河の後退縮小した温暖な時期が2~3回あり、これを亜間氷期といい、一方、亜間氷期と亜間氷期の間で氷河がふたたび前進拡大する寒冷な時期を亜氷期という。氷期は地球規模の気候変動で、その周期は10万年とされる。氷河の前進と後退の時期は高緯度と低緯度地域とではずれ、高緯度地域ほど氷期が長期間となる。したがって一つの氷期の年代は地域により異なり、その絶対年代を厳密に決めることは困難である。第四紀の氷期については、古くからアルプス周辺、旧ソ連地域、北アメリカなどで氷河性堆積(たいせき)物(氷堆石、氷縞(ひょうこう)粘土など)から氷河の消長が研究されてきた。アルプス北方では5回の氷期が認められ、古いほうからドナウ氷期、ギュンツ氷期、ミンデル氷期、リス氷期、ビュルム氷期とよばれて、長く第四紀氷河時代の区分の標準とされてきた。しかし、最近の深海底堆積物の研究によると、この100万年の間に10回の寒冷期(氷期)のあったことがわかってきた。
[松島義章]
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精選版 日本国語大辞典
ひょう‐き【氷期】
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