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池野成一郎【いけのせいいちろう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

池野成一郎
いけのせいいちろう
[生]慶応2(1866).5.13. 江戸駿河台
[没]1943.10.4. 東京
植物学者,遺伝学者。東京大学植物学科卒業 (1890) 。ドイツ,フランスに留学 (1906) 。帰国して東京大学教授 (09~28) 。 1896年ソテツ精子を発見。同年,平瀬作五郎を指導してイチョウの精子を発見させた。この植物学上重要な研究発見により,種子植物シダ植物が系統的に近いことが明らかになった。 1912年帝国学士院恩賜賞受賞。またローマ字普及論者としても著名主著実験遺伝学』 (09) ,『植物系統学』 (06) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

いけの‐せいいちろう〔‐セイイチラウ〕【池野成一郎】
[1866~1943]植物学者。東京の生まれ。植物分類学・遺伝学に業績をあげ、ソテツの精子を発見した。「植物系統学」「実験遺伝学」をローマ字で著した。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

池野成一郎 いけの-せいいちろう
1866-1943 明治-昭和時代前期の植物学者。
慶応2年5月13日生まれ。明治42年東京帝大教授となる。植物系統学や実験遺伝学の先駆者として知られ,29年(1896)のソテツの精子発見は世界的に注目された。45年学士院恩賜賞。昭和18年10月4日死去。78歳。江戸出身。帝国大学卒。著作に「植物系統学」,「Zikken-Idengaku」(ローマ字書きの遺伝学書)。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

いけのせいいちろう【池野成一郎】
1866‐1943(慶応2‐昭和18)
江戸の生れ。1890年帝国大学理科大学植物学科を卒業,のち同農科大学教授。日本の植物形態学の先駆者。ソテツの精子を発見し(1896),平瀬作五郎のイチョウ精子発見とともに帝国学士院恩賜賞をうけた。《植物系統学》(1906)の著は日本の植物学に大きく貢献した。ローマ字論者でローマ字書きの遺伝学書《Zikken‐Idengaku》(1928)がある。平瀬や牧野富太郎など不遇の学者をかばい育てた進歩的なヒューマニストである。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

池野成一郎
いけのせいいちろう
(1866―1943)

日本の植物形態学の先駆者。江戸・駿河台(するがだい)の旗本家に生まれ、東京開成学校、大学予備門から帝国大学理科大学植物学科を卒業(1890)、翌1891年同農科大学助教授となり、ドイツ、フランスに留学ののち同教授となる(1909)。当時理科大学植物学科助手であった平瀬作五郎(ひらせさくごろう)のイチョウ精子の発見(1896)の研究を助け、自らはソテツの精子を発見、世界的に注目を受けともに帝国学士院恩賜賞を受賞した(1912)。代表的著書に『植物系統学』(1906)がある。これは全植物界の系統を論じた日本初の体系的植物学書で、日本の植物学に大きく貢献した。熱心な日本式ローマ字論者で、ローマ字書きの遺伝学書『Zikken-Idengaku』(1928)の著がある。性恬淡磊落(てんたんらいらく)で多くの人に親しまれ、また学歴不足のゆえに不遇であった平瀬作五郎や牧野富太郎をかばい励まし育てた。1927年(昭和2)帝国学士院会員に選ばれた。

[佐藤七郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

いけの‐せいいちろう【池野成一郎】
植物学者。東京帝国大学教授。ソテツの精子を発見して羊歯(しだ)植物と裸子(らし)植物の親縁関係を解明する。帝国学士院会員。慶応二~昭和一八年(一八六六‐一九四三

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