●決戦【けっせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
決戦
けっせん
decisive battle
戦争のある時期に行われ,戦いの結末に決定的な影響を与える戦闘。あるいは小戦闘,紛争がエスカレートして,当事国にとって決定的な全面戦にいたった場合に決戦という。現実には,一戦闘の結果が決定的な結果をもたらすより,他の多くの要因が重なって戦争の勝敗が分れるので,政府または軍の指導層が,国内向け宣伝や,敵国向け心理戦の一手段としてこの言葉を使うことが多かった。
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デジタル大辞泉
けっ‐せん【決戦】
[名](スル)最終的な勝敗を決するために戦うこと。また、その戦い。「決戦 をいどむ」
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デジタル大辞泉プラス
決戦
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精選版 日本国語大辞典
けっ‐せん【決戦】
〘名〙 最終的な勝敗を決定するために戦うこと。決死の覚悟で戦うこと。また、その戦い。
※日本外史(1829)一「寧決二戦于一レ此、刀折矢尽而後已」
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一〇「中学の方で、今朝の意趣返しをするんで、又師範の奴と決戦を始めた所です」 〔史記‐項羽本紀〕
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