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油紙【あぶらがみ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

油紙
あぶらがみ
oiled paper
乾性 (亜麻仁油,きり油,テレビン油やその混合物) をに浸透させて乾燥させたもの。紙の強度透明度を大きくし,耐水性を強め,防水用に使われる。古来雨傘はその使用例の一つ。医療用としては精製した亜麻仁油を,上質の紙や強い薄葉紙に塗布したものを使う。また包装用には鉱物油を厚い紙に浸透させたものや薄手マニラ紙が使われている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

あぶら‐がみ【油紙】
桐油(とうゆ)または(え)の油を厚手の和紙に塗ったもの。防水用。桐油紙(とうゆが)。油紙(ゆし)。

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ゆ‐し【油紙】
あぶらがみ」に同じ。

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世界大百科事典 第2版

あぶらがみ【油紙】
桐油(とうゆ)紙ともいい,西の内紙,美濃紙など厚手の純日本紙に,まずカキ渋を塗って乾燥し,その上に桐油または荏油(えのあぶら)を何回も塗って乾燥したじょうぶな防水紙。これを表にして裏に薄布を合わせた防水衣を桐油合羽(とうゆがつぱ)と名づけて古くから外出着に用い,ただ厚紙のみのものは油単(ゆたん)と呼ばれて荷物の雨覆いに用い,雨傘には必ず用いられた。また雨よけの障子に張って油障子と呼び,現に歌舞伎の舞台に見る《吉例寿曾我》対面場のしとみ障子,《鬼一法眼三略巻菊畑花壇の覆いなどがそれである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

あぶらがみ【油紙】
桐油とうゆまたは荏油えのあぶらを塗った防水用の和紙、または渋紙。雨具・医療用・荷造り用などとする。桐油紙。油紙ゆし

出典:三省堂
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ゆし【油紙】
あぶらがみ油紙

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日本大百科全書(ニッポニカ)

油紙
あぶらがみ
桐油(きりゆ)、荏油(えのあぶら)またはあまに油などの乾性油を和紙または渋紙に塗布し乾燥して得た加工紙。「ゆし」ともいう。耐水性で強力であり、耐水・包装材料として唐傘(からかさ)、雨合羽(あまがっぱ)、油障子などに用いられたが、最近ではパラフィン紙やプラスチックなどの耐水性包装材料に追われ、ほとんどみられなくなった。また、中性の鉱物油を含浸した薄いマニラ紙も油紙といわれ、包装などに使用される。[御田昭雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

あぶら‐がみ【油紙】
〘名〙 (「あぶらかみ」とも) 桐油(とうゆ)、または、荏油(えのあぶら)を塗った美濃紙。防水用として、荷造り、または雨具、医療用などに用いる。桐油紙。ゆし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※滑稽本・浮世床(1813‐23)二「ぺらぺらぺらぺらと油紙(アブラガミ)へ何(なん)とかやらだ」

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ゆ‐し【油紙】
〘名〙 桐油、または荏油(えのあぶら)を塗った美濃紙。あぶらがみ。
※参天台五台山記(1072‐73)一「皆裏絹懸木上懸油紙

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