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泉涌寺【せんにゅうじ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

泉涌寺
せんにゅうじ
京都市南東部,東山区にある真言宗泉涌寺派の本山空海創建と伝えられ,初めは法輪寺と呼ばれ,その後天台宗に改宗し仙遊寺と呼ばれた。建保6(1218)年俊芿から帰朝して再興し,泉涌寺と改め宋風の伽藍とした。勅願寺。寺領内に四条天皇(在位 1232~42)以後,歴代天皇のがあって,皇室との縁が深い。俊芿の筆による『附法状』『泉涌寺勧縁疏』はいずれも国宝

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デジタル大辞泉

せんにゅう‐じ〔センユウ‐〕【泉涌寺】
京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の総本山。山号は泉山。天長年間(824~834)に空海開創の法輪寺のち仙遊寺を、建保6年(1218)俊芿(しゅんじょう)が再興して改称し、天台四宗兼学の道場とした。四条天皇の陵が営まれて以後、皇室の菩提寺(ぼだいじ)として崇敬された。御寺(みてら)。

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せんゆう‐じ【泉涌寺】

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世界大百科事典 第2版

せんにゅうじ【泉涌寺】
京都市東山区にあり,東山連峰の月輪山(つきのわさん)の山麓の閑寂,高雅な環境にめぐまれた天皇家の菩提寺。泉山(せんざん),御寺(みてら)とも称し,中・近世には律を中心として台・密・禅の四宗兼学の寺院。明治以後,真言宗泉涌寺派の本山となった。当寺ははじめ法輪寺,ついで仙遊寺と称したが,鎌倉時代前期の1218年(建保6),豊前国の武士中原信房が帰依していた俊芿(しゆんじよう)にこの寺を寄進,俊芿は寺号を泉涌寺と改め,律院として伽藍を整備した。

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大辞林 第三版

せんにゅうじ【泉涌寺】
京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の大本山。山号、東山・泉山。空海の開基という。1218年俊芿しゆんじようが再興し、天台・真言・禅・律の諸宗兼学の道場とする。境域に四条天皇以後、諸天皇の陵があり、皇室の菩提所として崇敬された。御寺みてら

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せんゆうじ【泉涌寺】
せんにゅうじ泉涌寺

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日本大百科全書(ニッポニカ)

泉涌寺
せんにゅうじ
京都市東山区泉涌寺山内町にある真言(しんごん)宗泉涌寺派の総本山。月輪山(がちりんさん)または東山(とうぜん)と号し、御寺(みてら)、泉山(せんざん)とよばれる。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)、阿弥陀(あみだ)如来。天長(てんちょう)年間(824~834)に空海が法輪寺を建立し、のちに仙遊寺(せんゆうじ)と改称されたのを、1218年(建保6)に月輪大師俊(しゅんじょう)が再興して開山となる。そのとき境内から清泉が湧(わ)き出したのに由来して現寺号に改称された。以来、皇室の崇敬厚く、皇室の菩提(ぼだい)所として、また諸宗兼学の道場として栄える。伽藍(がらん)は応仁(おうにん)の乱で焼失したが、徳川4代将軍が寛文(かんぶん)年間(1661~73)に再建し、さらに1884年(明治17)、御座所、小方丈など京都御所の一部を移築し、現在に至っている。1884年に再建された霊明殿には、四条(しじょう)天皇をはじめ歴代天皇、皇后、親王の尊牌(そんぱい)(位牌(いはい))が安置される。御山陵(さんりょう)には87代四条天皇をはじめ、諸天皇、中宮、皇太后の御陵がある。仏殿、大門、開山塔、無縫(むほう)塔は国の重要文化財。俊筆の付法状、泉涌寺勧縁疏(かんえんしょ)(いずれも国宝)、中御門(なかみかど)天皇宸翰(しんかん)、道宣・元照・俊の画像(ともに国の重要文化財)など寺宝は多い。観音(かんのん)堂に安置されている聖(しょう)観音(楊貴妃(ようきひ)観音)は美貌(びぼう)で名高く、縁結び、諸願成就(じょうじゅ)の観音として信仰されている。山内に来迎(らいごう)院など九つの塔頭(たっちゅう)があり、1月15日の泉山(せんざん)七福神巡りには人々でにぎわう。[眞柴弘宗]
『『古寺巡礼 京都28 泉涌寺』(1978・淡交社) ▽赤松俊秀監、総本山御寺泉涌寺編『泉涌寺史』全2巻(1984・法蔵館)』

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精選版 日本国語大辞典

せんにゅう‐じ センユウ‥【泉涌寺】
(「せんゆうじ」の連声。「せんにゅじ」とも) 京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗泉涌寺派の大本山。山号は月輪(がちりん)山または泉山(もと東山(とうぜん))。天長年間(八二四‐八三四)空海の創建で、法輪寺と称した。斉衡三年(八五六)藤原緒嗣が神修に帰依して建立、天台宗に改め、仙遊寺と改称。建保六年(一二一八)俊芿(しゅんじょう)が堂宇を再建して台・密・禅・律四宗兼学の道場とし、現名に改めた。四条天皇以後、歴代皇室の菩提寺として崇敬をうけた。所蔵する俊芿筆の附法状・泉涌寺勧縁疏は国宝。

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せんゆう‐じ【泉涌寺】

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旺文社日本史事典 三訂版

泉涌寺
せんにゅうじ
京都市東山区今熊野町にある真言宗泉涌寺派の大本山
開山は空海と伝え,初め法輪寺,のち仙遊寺と改名。鎌倉初期俊芿 (しゆんじよう) が再興。伽藍 (がらん) 竣工のとき堂のから清泉が涌く嘉祥があり,泉涌寺と称した。四条天皇以降の御陵が多く(泉涌寺陵),皇室の崇敬は特に厚かった。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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