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法酒【ほうしゅ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

法酒
ほうしゅ
朝鮮半島の代表的な醸造で、ポプチュという。薬酒(ヤクチュ)(清酒(チョンジュ))に属する。決められた法どおりにつくる酒の意といわれ、高麗(こうらい)時代(10~14世紀)の仏教隆盛のころは宗廟祭祀(そうびょうさいし)に用いる官用酒であり、大寺院の近くには法酒が発達していた。慶州(古代国家新羅(しらぎ)の首都)の法酒は今日まで引き継がれ、韓国(大韓民国)を代表する酒となっている。元来の製法は二、三段以上の仕込みで透明度も高くなかったが、工業的な製法になってからは、四段仕込みで完全濾過(ろか)の透明酒もつくられ、輸出や観光土産(みやげ)商品となっている。材料の蒸し米には粳米(うるちまい)と糯米(もちごめ)が使われ、麹(こうじ)は小麦麹である(きょくし)の粉末が使われる。アルコール分15%前後で、冷やでよく飲まれる。[鄭 大 聲]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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