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泰山【タイザン】

デジタル大辞泉

たい‐ざん【泰山/岱山/太山】
中国、山東省中部にある名山。標高1524メートル。中国五岳の一。古来信仰の対象となり、時代から皇帝封禅(ほうぜん)儀式を行った所。玉皇など古跡が多い。1987年、世界遺産複合遺産)に登録された。岱宗。タイシャン。
高く大きな山。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界遺産情報

泰山
泰山は中華人民共和国山東省泰安市にある山で、高さは1545m。 道教聖地で、封禅の儀式が行われる山として名高く、中国五大名山の第一にランク付けされている霊山です。主として東嶽大帝と碧霞元君などを祭っています。泰山府君は病気や寿命死後の世界での事など、生死に関わることに御利益があると信じられており、また碧霞元君は出産など、女性に関する願い事全般に利益があると信じられ信仰されています。ユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。

出典:KNT近畿日本ツーリスト(株)

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

たいざん【泰山】
愛媛の日本酒。蔵元の「赤松本家酒造」は明治20年(1887)創業所在地は宇和島市津島町上畑地。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
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世界遺産詳解

たいざん【泰山】
1987年に登録された中国の世界遺産(複合遺産)。山東省中部、魯中山地の西端部を占める、標高1533mの玉皇頂を主峰とする山岳、及びそれに連なる山脈で、周長約80kmが登録範囲になっている。華北平原からは、その雄大な山容を望むことができる。泰山は「東岳」、「岱(たい)山」または「岱宗」ともいい、漢の時代には「泰山府君」という尊称で呼ばれた。また、道教の聖地で、5つの山「五岳」(泰山、衡山、恒山、嵩山、華山)の筆頭とされて信仰を集めた。道教では、泰山は「東岳天斉大生仁聖帝」(東岳大帝)という神である。また、俗説では、泰山は人間の生死、寿命、官位、死後の審判を司るとされ、生前の罪を処断し、罪を犯した者は地底の獄に送り懲罰するという、仏教の閻魔大王とよく似た冥府(死後の世界)の神と信じられてきた。さらに、秦の始皇帝が泰山で封禅(ほうぜん)の儀式を行って以来、泰山で行う封禅の儀式は皇帝の資格を得た者の最高の儀礼とされてきた。このように、泰山は古くから多様な信仰や儀式の対象となってきたことから、中国の歴史の中にたびたび登場する山である。泰山の山中には道教の聖地として玉皇閣、中国の三大宮殿建築の一つとされる正殿の天貺(てんきょう)殿がある岱廟や、泰刻石、経石峪金剛経、無字碑、紀泰山銘などの石刻などの旧跡がある。こうした信仰の一方で、風光明媚な景観や名勝旧跡が数多くあることから観光地としてもにぎわい、古くから整備された岱頂への約7000段の石段のほか、現在では中腹まで自動車道路が整備され、山頂までロープウェーが通じ、手軽に登ることができる山になっている。◇英名はMount Taishan。泰山は中国語ではタイシャンと発音する。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

たいざん【泰山 Tài shān】
中国,山東省の山岳,またそれにつらなる山地。魯山・沂山(ぎざん),蒙山の山地とあわせて山東中部の山地を構成する。なかでも泰山が最も高く,主峰の天柱峰(玉皇頂)は標高1545m。山麓地帯は安定した自然をもち,大汶口(だいぶんこう)文化,竜山文化などの新石器時代遺跡も多く分布する。平坦な華北平原の東にそびえ立つため古くから注目され,五岳のうちの東岳として岱宗(たいそう)(五岳の首峰)とも呼ばれた。《詩経》閟宮(ひきゆう)に〈泰山巌巌,魯邦所詹(けわしくそびえる泰山は,魯の国から行くところ)〉とあるように,多くの古典にも記されている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

たいのやま【泰山】

出典:株式会社平凡社
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世界の観光地名がわかる事典

たいざん【泰山】
中国の山東省の泰安市にある、世界遺産(複合遺産)に登録された山。道教の聖地である5つの山(五岳=泰山・衡山(こうざん)・恒山(こうざん)・嵩山(すうざん)・華山(かざん))の一つで、岱宗(たいそう)ともよばれる。「五岳独尊」ともいわれ、五岳で最も尊いとされる。秦の始皇帝から約2000年にわたって歴代の皇帝に尊崇され、国家統一を天に報告する「封禅の儀式」が行われる山として名高い。高さは1533m(最高峰は玉皇頂)。多数の祠や廟(びょう)などが山全体に点在するほか、山頂まで9kmにも及ぶ登山道は約7000段の石段からなり、この石段を老若男女が登り降りする姿が絶えないが、現在は、途中ロープウェイも運行されている。

出典:講談社
(C)Kodansha.
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日本大百科全書(ニッポニカ)

泰山
たいざん / タイシャン
中国、山東省中部、魯中(ろちゅう)山地最西部にある山脈。済南(さいなん)市の南東、泰安地区との境界を北東から南西に延び、全長約200キロメートル。主峰の玉皇頂は1524メートル、中国五岳の一つ「東岳」で、岱(たい)山または岱宗ともいう。1987年に世界遺産の複合遺産(文化、自然の両方の価値がある遺産)として登録されている(世界複合遺産)。震旦(しんたん)系の古い片麻(へんま)岩からなる断層山脈で、黄河下流部、華北平原部からは切り立ってそびえる。また、山地の表面には一部カンブリア・オルドビス系の石灰岩が覆うため、済南市の南方にはカルスト泉が湧出(ゆうしゅつ)し、突泉(ほうとつせん)や黒虎泉の名で知られている。山自体信仰の対象とされたが、南天門、雲歩橋などの名勝旧跡が多く、観光地としてにぎわい、中腹まで自動車道、山頂まではロープウェーが通じる。[駒井正一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社世界史事典 三訂版

泰山
たいざん
Tài Shān
中国山東省の中央部にある名山。標高1545m
秦〜漢代以来,五岳(泰山・衡山・華山・恒山・嵩山)のうち,最も重要な東岳として崇拝された。後漢 (ごかん) のころ,人の生命を支配する泰山府君(道教の神東岳大帝)の居所とされ,後世,その息女碧霞元君 (へきかげんくん) の信仰が行われた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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