●泰澄【タイチョウ】
デジタル大辞泉
たいちょう【泰澄】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
泰澄 たいちょう
天武天皇11年6月11日生まれ。加賀(石川県)白山の開創者とされる。養老元年弟子の浄定(きよさだ)らと白山にのぼり,妙理大菩薩(だいぼさつ)を感得したという。6年元正天皇の病を祈祷でなおし,天平(てんぴょう)9年疱瘡(ほうそう)流行をしずめた。天平神護3年3月18日死去。86歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。俗姓は三神。通称は越(こし)の大徳。号は神融禅師。
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世界大百科事典 第2版
たいちょう【泰澄】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
泰澄
たいちょう
生没年不詳。奈良時代初期の、加賀(石川県)白山(はくさん)の開創者として知られる山伏(修験(しゅげん)者)。白山修験道では尊称して泰澄大師(だいし)ともいう。682年(天武天皇11)に越前(えちぜん)(福井県)麻生津(あそうづ)に生まれたといわれ、初め越知山(おちさん)(福井市)で修行し、717年(養老1)に白山に登り白山修験道を開いた。その従者に臥(ふし)行者と浄定(じょうじょう)行者があって、彼らに奇跡を行ったことは有名である。開山後も諸国で修行した話はかなり信憑(しんぴょう)性があり、京都では稲荷(いなり)山で修行し、愛宕(あたご)山を開き、大和(やまと)(奈良県)吉野山でも奇跡を現し、九州の阿蘇(あそ)山にも登った。そして400年後にも泰澄は白山に生きているという信仰があった。
[五来 重 2018年6月19日]
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367日誕生日大事典
泰澄 (たいちょう)
飛鳥時代;奈良時代の山岳修行者
767年没
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精選版 日本国語大辞典
たいちょう【泰澄】
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