●洪積台地【こうせきだいち】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
洪積台地
こうせきだいち
diluvial upland
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デジタル大辞泉
こうせき‐だいち【洪積台地】
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世界大百科事典 第2版
こうせきだいち【洪積台地 diluvial upland】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
洪積台地
こうせきだいち
更新統(新生代更新世に形成された、火山堆積(たいせき)物を含む地層)で構成されているか、あるいは、更新統の表層で覆われ完新統からなる地形面よりも高位置にある平坦(へいたん)状地形をいう。日本では隆起した扇状地、三角州、海岸平野などを洪積台地とよぶ場合が多い。関東地方の常総(じょうそう)、武蔵野(むさしの)、相模野(さがみの)(相模原)、那須(なす)野原の諸台地、根釧(こんせん)台地(北海道)、三本木原台地(青森県)、東海地方の牧ノ原、盤田(いわた)原、三方(みかた)原、高師(たかし)原、各務(かかみ)ヶ原、天伯(てんぱく)などの諸台地、シラス台地(九州)などが知られている。しかし諸外国における台地の定義は、高い標高にある平坦状の地表面が広範囲に広がっている地形を意味し、その構成岩石や地層も新生代第三紀以前に形成されている。マト・グロッソ(ブラジル)、アレゲニ(アメリカ)、ローレンシア(カナダ)、アハガル(アルジェリア)、中央シベリア(ロシア)などの諸台地はその例である。
かつて使用されていた新生代の洪積世、沖積世の呼称が更新世、完新世にとってかえられた現在、この用語の国際的使用、教育上の視点から、日本独特の洪積台地の用語の再検討が望まれる。
[有井琢磨]
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精選版 日本国語大辞典
こうせき‐だいち【洪積台地】
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