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流域【りゅういき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

流域
りゅういき
drainage basin
分水嶺によって限られ,一河川水系に流水を供給する範囲の土地。降水が表流水となって集ってくる範囲全体をさす。流域の面積,形状,高度などは多様。最大流域面積アマゾン川の 705万 km2,日本では利根川の1万 6840km2である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

りゅう‐いき〔リウヰキ〕【流域】
河川の流れに沿う地域。また、河川に流れ込む降水の降り集まる地域。集水地域。その河川の分水界に囲まれた地域。「流域面積」

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

りゅういき【流域 drainage area】
地上に降った雨や雪は,一部は蒸発や蒸散により大気中に戻されるが,残りは地表面や土壌中を流下し,場合によっては地下水を涵養した後に,河川水となって海に排水される。ある河川の河口に着目したときに,その河口から排水される河川水のもとになっている降水のもたらされる範囲を流域という。流域は河口についてだけ定義されるものではなく,河川のある1地点(たとえば,合流点,ダムの建設地点,架橋地点)をとった場合には,その地点に流下してくる降水のもたらされる範囲が,その地点からみた流域となる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

りゅういき【流域】
ある川が降水を集めている範囲。また、川の流れに沿った両岸の地域。 「利根川-の穀倉地帯」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

流域
りゅういき
drainage basin
河川に流れ込む雨水(氷雪水も含む)が降り集まる地域をいい、集水域または排水域ともいう。流域は自然地理学の研究主題をなすが、人文地理学においても地域区分の単位をなすほか重要な基礎をなす。川の流下途上の地点をとった場合の流域は、上流からその測定地点までの間で雨水が流れ込む地域とされる。隣り合う川の流域の境界は、地形図上に分水界または流域界を記入することによって示される。こうしたことは温帯湿潤地帯における流域のことであるが、乾燥地域で川の流れが海まで届かないで、内陸の湖沼になっている場合の流域は「内陸流域」、外の海洋に注いでいる場合の流域は「外海流域」とよばれる。一般に流域は盆地地形をなしながら、下流に向かってしだいに高度を下げており、広い地域にわたる流域の場合には、いくつもの地名を冠してそれぞれ別称されている。自然地理学上の流域の研究は、1945年のホートンRobert Elmer Horton(1875―1945)の研究以後、トポロジー的取扱いが進み、水文学(すいもんがく)の発達に伴って流域の自然的特性が解明されつつある。
 たとえば、流域の広さを測るには諸法がある。流域は盆地状の曲面をなしているが、それを平面に投影して、求積器(プラニメーター)を使って地形図上を測定したり、また地形図上に方眼をかけてつくられる桝目(ますめ)の数を数えたり(方眼法)、また地形図上で流域に相当する部分の図形を切り抜いてその重さを量り、基準に使う図形の面積を切り取ったものとの重量を比較して求める(重量法)などである。これらによって得られた流域面積は河川の規模を示すことになるが、比流量(流域面積に対する流量)、流出高(流域面積に対する流出量)、流出率(平均降水高に対する流出高)等を算出し、河川研究の基本的資料とする。[浅香幸雄・山茂美]
『飯田貞夫著『やさしい陸水学――地下水・河川・湖沼の環境』(1997・文化書房博文社) ▽依光良三編著『流域の環境保護――森・川・海と人びと』(2001・日本経済評論社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

りゅう‐いき リウヰキ【流域】
〘名〙 降水が表流水(川)として集まる区域。また、川の流れに沿った両側の区域。河口に集中するすべての流水に対していう場合と、一部についていう場合とがある。〔英和外交商業字彙(1900)〕

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