●浮世風呂【うきよぶろ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
浮世風呂
うきよぶろ
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デジタル大辞泉
うきよ‐ぶろ【浮世風呂】
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うきよぶろ【浮世風呂】[書名]
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世界大百科事典 第2版
うきよぶろ【浮世風呂】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
浮世風呂
うきよぶろ
式亭三馬(しきていさんば)作の滑稽本(こっけいぼん)。4編9冊。1809~13年(文化6~10)刊。『諢話(おどけばなし)浮世風呂』とも。江戸庶民の社交場であった銭湯を舞台に、そこに集まる雑多な人物の動作を、会話を主として克明に描いた作品である。前編・四編は男湯、二編・三編は女湯、また三編は正月、他は秋の季節とし、各編早朝から夕刻に至る間の情景を写す。凡例によれば、作者が三笑亭可楽(さんしょうていからく)の銭湯に関する落語を聞き、本屋の勧めで前編を執筆したというが、前編には山東京伝(さんとうきょうでん)の黄表紙(きびょうし)『賢愚湊銭湯新話(けんぐいりこみせんとうしんわ)』の影響が指摘できる。各編とも一貫した筋はなく、ときにわざとらしい趣向もあるが、人物の行動を克明に写して、おのずから笑いが確保されている。『浮世床』とともに三馬の代表作で、徹底した写実は国語資料としての価値も大きい。
[神保五彌]
『中村通夫校注『日本古典文学大系63 浮世風呂』(1957・岩波書店)』
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精選版 日本国語大辞典
うきよ‐ぶろ【浮世風呂】
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旺文社日本史事典 三訂版
浮世風呂
うきよぶろ
1809〜12年刊。4編9冊。髪結床・芝居小屋と並んで江戸庶民の社交機関であった銭湯を舞台として,落語的構成と話術を用いて,生活の種々相を写実的に描出した。三馬の代表作で滑稽本の名作にあげられる。『浮世床』の姉妹編。外題は『諢話 (おどけばなし) 浮世風呂』。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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