●海外経済協力基金【かいがいけいざいきょうりょくききん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
海外経済協力基金
かいがいけいざいきょうりょくききん
Overseas Economic Cooperation Fund; OECF
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デジタル大辞泉
かいがいけいざいきょうりょく‐ききん〔カイグワイケイザイケフリヨク‐〕【海外経済協力基金】
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世界大百科事典 第2版
かいがいけいざいきょうりょくききん【海外経済協力基金】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
海外経済協力基金
かいがいけいざいきょうりょくききん
The Overseas Economic Cooperation Fund
1961年(昭和36)3月に海外経済協力基金法に基づいて設立された全額政府出資の金融機関。略称OECF。東南アジアその他の開発途上地域の産業開発と経済の安定のために必要資金を供給し、経済協力を促進することを目的とした。融資業務は、途上国の政府または政府関係機関に対する融資(直接借款)と、途上国の開発事業に従事する本邦企業に対する融資または出資(一般案件)の二つに分けられ、前者はグラント・エレメント(贈与等価割合)が25%以上のもの、後者は農林水産業における試験的事業や探鉱など日本輸出入銀行(当時)の貸付が困難なものを扱った。融資実績は直接借款がほとんどを占め、またアジア地域に集中的になされているのが特徴的であった。
1995年(平成7)3月、特殊法人等の整理合理化の一環として日本輸出入銀行との統合が閣議決定され、同基金は1999年10月、日本輸出入銀行と統合し、国際協力銀行となった。なお、その後の政策金融改革によって、国際協力銀行の業務のうち「海外経済協力業務及び外務省の無償資金協力業務の一部」は、2008年(平成20)10月に国際協力機構(JICA(ジャイカ))に承継された。また国際協力銀行の業務のうち「国際金融等業務」は、株式会社日本政策金融公庫の一部門となり、さらに2012年4月に日本政策金融公庫から分離され、株式会社国際協力銀行となった。
[秋山憲治]
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精選版 日本国語大辞典
かいがいけいざいきょうりょく‐ききん カイグヮイケイザイケフリョク‥【海外経済協力基金】
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