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海水温度【かいすいおんど】

知恵蔵

海水温度
海水の表層温度は一般には高緯度ほど低くなる。等緯度でも寒流域は暖流域より低温である。海面付近の海水は風に誘発される渦運動によって攪拌混合されるため、上下の温度差はほとんどないが、それより深くなると温度は急激に低下し(水温躍層)、海面下1000mで5〜0℃に達し、それ以深では水温はほとんど一定。海水の密度は温度と塩分によって決まり、低温で塩分濃度が高いほど密度は大きくなる。密度が異なる海水同士が出合ってもすぐには混じり合わず、重い水塊は軽い水塊の下に沈んで斜めの境界面(潮境〈しおさかい〉)をつくる。潮境が海面と接する潮目は、栄養塩に富む深層水が上昇していて、よい漁場になる。
(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

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