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海難審判【かいなんしんぱん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

海難審判
かいなんしんぱん
海難が発生したとき,海難審判所により行なわれる審判海難審判法(昭和22年法律135号)に基づき,職務上の故意または過失によって海難を発生させた海技士,小型船舶操縦士または水先人に対する懲戒行ない,海難の発生防止に寄与することを目的とする。懲戒には,免許取り消し,業務停止(1ヵ月以上 3年以下),戒告の 3種類があり,行為の軽重に従って定められる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

海難審判
海難事故の原因究明と再発防止のため、海難審判法に基づいて海難審判庁が行う行政裁判刑事裁判検事に相当する「理事官」と、被告にあたる「受審人」、さらに原因に関係ある者として理事官が指定する「指定海難関係人」、弁護人にあたる「補佐人」が参加し、審判官の前で事実関係などを述べる。地方海難審判庁高等海難審判庁の二審制。海難審判庁は事故原因を明らかにし、裁決で再発防止の勧告などを行う。
(2012-10-11 朝日新聞 朝刊 オピニオン2)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

かいなん‐しんぱん【海難審判】
海難審判所海難審判法に基づいて、職務上の故意・過失により海難(船舶事故)を発生させた海技従事者等の懲戒を行うための審判。海難の原因については運輸安全委員会が調査する。
[補説]海難審判は、受審人指定海難関係人に対して懲戒・戒告・勧告などを行う行政審判で、刑罰を求める刑事裁判や、損害賠償を求める民事裁判ではない。審判の担当者を審判官といい、審判官が言い渡す審判を裁決という。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

かいなんしんぱん【海難審判】
海難が発生した場合,その原因を明らかにし,海難発生の防止に寄与することを目的とした行政上の制度であり,海難審判法(1947公布)に基づき,海難審判庁が行う審判。海難審判制度の立法主義には,二つの考え方がある。海難審判主義は海難を対象とするが,海員審判主義海員の行為を対象とする。日本の海員懲戒法(1896公布)は,後者の立場で,海員の懲戒を一義的に考えていた。これに対し,海員懲戒法に代わって制定された海難審判法では,海難の原因探究が一義的な目的となっている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かいなんしんぱん【海難審判】
海難について海難審判庁が訴訟的手続きによって原因を明らかにし、懲戒・勧告などの裁決を下すこと。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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