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消毒薬【ショウドクヤク】

デジタル大辞泉

しょうどく‐やく〔セウドク‐〕【消毒薬】

出典:小学館
監修:松村明
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栄養・生化学辞典

消毒薬
 消毒の目的で使われる薬剤.クレゾール,逆性セッケンなど.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

しょうどくやく【消毒薬】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

消毒薬
しょうどくやく

消毒剤。病原微生物を死滅させることを消毒といい、消毒に用いられる薬品が消毒剤で、殺菌剤ともいう。手指、皮膚、粘膜、手術野の消毒から、食器、器具、機械、室内、排泄(はいせつ)物、便所、井戸水、プール、水道水などに、感染症の予防はもとより、各種病原菌の汚染を防止するために使用される。

 理想的殺菌消毒剤として具備すべき条件は、(1)あらゆる病原微生物に対して、きわめて低濃度で有効であること、(2)菌体以外のタンパクその他の有機物の存在による効力の低下がみられず、速効的であること、(3)消毒すべき器物を損傷しないこと、(4)人畜に対しまったく無害であること、(5)化学的に安定であること、(6)着色せず、無臭であること、(7)安価で使用方法が簡単なこと、などがあげられる。しかし、実際には殺菌消毒剤は殺菌作用に選択性があり、有機物によって有効性に強弱がある。消毒剤の効力判定には石炭酸係数が用いられる。消毒剤の作用機序(メカニズム)は、化学反応によって菌体のタンパクに変性がおきたり、酵素系を阻害することによる。

 現在よく使用される消毒剤には次のようなものがある。手指や注射器などの消毒に用いられるものには消毒用エタノール(消毒用アルコール)やイソプロパノール(50%)などのアルコール類、室内の消毒や衣服、ガーゼ類の消毒に用いられるものにホルマリン(ホルムアルデヒド液)、手術用や救急用器具の消毒や肝炎ウイルスの消毒に用いられるものにグルタルアルデヒドといったアルデヒド類がある。アルカリ剤では生石灰が排泄物や便所などの消毒に用いられ、ハロゲン類では飲料水の消毒に用いられる塩素ガスや、塩素の消毒効果を利用したさらし粉、次亜塩素酸ナトリウム液、亜塩素酸ナトリウム液がある。ヨードチンキは殺菌消毒の目的で傷口や創面、手術野に塗布される。希ヨードチンキ、複方ヨードグリセリン(ルゴール液)も同様で、水洗できるヨード化合物としてポピドンヨード(「イソジン」)がよく用いられるようになった。石炭酸系ではフェノール、クレゾールせっけん液があり、ヘキサクロロフェン、ビチオノールもフェノールの誘導体である。酸化剤にはオキシドール、過マンガン酸カリウムがある。重金属である水銀化合物は昇汞(しょうこう)(塩化第二水銀)をはじめ使用されなくなり、チメロサールとマーキュロクロムがわずかに使用されている。そのほか硝酸銀、プロテイン銀も使用量は少なくなった。繁用されているのは塩化ベンザルコニウムを主とする逆性せっけんとクロルヘキシジン(「ヒビテン」)で、色素類の塩化メチルロザニリン、アクリノールもわずかに使用されている。手指の消毒、手術野の消毒には逆性せっけん、ポピドンヨード、クロルヘキシジンがよく使われ、消毒用アルコールも注射時などに繁用される。

[幸保文治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しょうどく‐やく セウドク‥【消毒薬】
〘名〙 消毒に使用する薬剤。アルコール、石炭酸、ホルマリン、クレゾールなど。消毒剤。〔和英語林集成(再版)(1872)〕
※或る女(1919)〈有島武郎〉後「倉地の身のまわりに消毒薬を振りかけた」

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