@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

消費社会【しょうひしゃかい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

消費社会
しょうひしゃかい
consumptive society; société de consommation(仏)
産業化が十分に進展した後に現れる社会と考えられている。 J.ボードリヤールは,物がそれ自身として持つ効用のためではなく,他の物との示差的な関係から生れる記号的な価値のゆえに消費されるような社会を,消費社会と呼んだ。もし,すべての物が,記号的な存在であるとすれば,オリジナル (非記号) とコピーの区別は成り立たないことになる。現実がこのような記号的な存在によって構成されている状態を,ボードリヤールは「シミュレーション」「シミュラークル」などの語によって記述しようとしている。シミュラークルとは,オリジナルなしの記号的な存在のことであり,シミュレーションはそのような存在を生産するシステムのことである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

しょうひしゃかい【消費社会】
〈消費社会〉という言葉が用いられるようになったのは,ごく最近のことである。消費者社会consumer societyともいう。物を大量に消費できるようになった社会という意味での消費社会の出現は,どれほどさかのぼっても19世紀後半といってよい。おそらく最初に消費社会consumption communitiesという言葉を使ったD.ブーアスティン(《アメリカ人》第3部,1973)も,アメリカの消費社会化を19世紀後半とみている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

しょうひしゃかい【消費社会】
高度に産業が発達し、生理的欲求を満たすための消費ばかりでなく、文化的・社会的要求を満たすための消費が広範に行われるような社会。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しょうひ‐しゃかい セウヒシャクヮイ【消費社会】
〘名〙 産業が高度に発達し、生きていくのに必要な消費だけでなく、文化的な欲求を満たすための財やサービスの消費が大量に行なわれる社会。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

消費社会」の用語解説はコトバンクが提供しています。

消費社会の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation