●淡路市【あわじ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
淡路〔市〕
あわじ
兵庫県南部,淡路島の北部を占める市。東は大阪湾,西は播磨灘に臨む。 2005年津名町,淡路町,北淡町,一宮町,東浦町の5町が合体して市制。津名丘陵が中央部を南北に貫き,西側にはなだらかな斜面が広がる。江戸時代は徳島藩の支配下に置かれ,本州と四国を結ぶ交通の要衝として発展。岩屋,富島,江井,志筑などの港が整備された。冬も温暖なため,花卉やミカンの栽培が盛ん。岩屋や仮屋,富島などの漁港ではタコやイカナゴ,サワラを水揚げする。江井は線香の生産で有名。北西部の野島断層は国指定天然記念物。市域の一部は瀬戸内海国立公園に属する。本州四国連絡道路が市域を貫通し,明石海峡大橋で本州と結ばれるほか,東部の海岸線を国道 28号線 (四国街道) が通る。面積 184.35km2。人口 4万3977(2015)。
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デジタル大辞泉
あわじ‐し〔あはぢ‐〕【淡路市】
⇒淡路

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