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清算【せいさん】

デジタル大辞泉

せい‐さん【清算】
[名](スル)
相互の貸し借りを計算して、きまりをつけること。「借金を清算する」
会社・組合などの法人やその他の団体が解散したとき、その後始末のために財産関係を整理すること。
これまでの関係・事柄に結末をつけること。「過去を清算して再出発する」

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

せいさん【清算】
法人その他の団体が解散した場合には,法律関係の跡始末をしなければならないが,そのための手続を清算という。この手続は団体の性質によって異なるし,その財産状態によっても異なることがある。 会社が解散してもただちに消滅はせず,清算手続に入る(ただし,合併の場合は解散と同時に消滅するから清算の必要はなく,破産の場合には破産手続によってなされる)。清算手続中の会社を清算会社という。清算の目的は会社の権利義務を処理して残余財産株主や社員に分配することである。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

清算
せいさん

会社が解散によって本来の活動を停止したのち、その法律関係の後始末のためになされる手続。具体的には、現務の結了、債権の取立て、債務の弁済、残余財産の分配を目的とする手続である(会社法481条、649条)。会社の場合に清算手続が行われるのは、合併または破産手続開始以外の原因で解散したとき、および設立無効判決・株式移転無効判決が確定したときである(同法475条)。その手続は清算会社として行われ、それは従前の会社と同一の法人格を有するが、清算の目的の範囲内においてのみ存在するにすぎない(同法476条、645条)。株式会社では、会社債権者の利益を保護するために、人的会社の場合のような任意清算(同法668条)は認められず、法定の手続によるべき法定清算のみが認められる。法定清算には、清算の遂行に特別の障害が予想されない場合に行われる通常清算(同法475条~509条)と、会社に債務超過等の疑いがある場合に裁判所の厳重な監督のもとに行われる特別清算(同法510条~574条)に分かれる。会社の清算事務は清算人(同法478条)によってなされ、すべての清算手続が結了すれば会社は消滅し、清算結了登記がなされる。

[戸田修三・福原紀彦]

『高野総合会計事務所編『ケース別会社解散・清算の税務と会計』(2007・税務研究会出版局)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

せい‐さん【清算】
〘名〙
① 相互間の貸し借りを計算して、きまりをつけること。勘定の仕上げ。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
※新聞雑誌‐一〇号・明治四年(1871)八月「『ミリアルデン』は千八百七十一年間に払ひ、残余(のこり)は三年間に清算(セイサン)すべし」
② 過去の関係、事柄にきまりをつけること。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇「明瞭に今の位置を考へて、過去の清算をして」
③ 会社、組合など法人その他の団体が解散した場合に、その財産関係を整理すること。
④ 取引市場で、会員の行なった売買について同一品目、同一条件別に代金などを相殺し、決済すること。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一三「客筋との勘定を清算(セイサン)することも出来なければ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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