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渋皮【シブカワ】

デジタル大辞泉

しぶ‐かわ〔‐かは〕【渋皮】
樹木や果実の表皮の内側にある薄い皮。タンニンを含んでいてい。あまかわ
あかじみてきたない。また、あか抜けのしない肌。しぶりかわ。

出典:小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)

渋皮
しぶかわ

タンニンを多く含む細胞からなる種皮の内側の膜質の部分をいう場合と、タンニンを含む樹木の樹皮の一部をいう場合がある。いずれもタンニンによって渋味をもつため、渋皮という。前者ではラッカセイやクリの果実のように珠皮(しゅひ)から生じ、その中に胚(はい)を包んでいる。後者ではシイ類やナラ属などのように樹皮に渋が生じる。わが国の良質のタンニン植物には、ツガ、ウラジロエノキ、ヤマモモ、クリ、カシワなどがあり、いずれも樹皮が用いられる。

[吉田 治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しぶ‐かわ ‥かは【渋皮】
〘名〙
① 樹木や果実の表皮の内側にある薄い皮。タンニンを多く含むため渋く、そこからの呼称。あまかわ。しぶりかわ。〔多識編(1631)〕
② 渋柿の皮。
※俳諧・口真似草(1656)三「しぶかはやむけばあまはだつるし柿〈盛政〉」
③ 衣類の下にある人の肌。また、動物の表皮。皮膚。しぶりかわ。
※虎明本狂言・蛸(室町末‐近世初)「のがれもやらで引あげられ、しぶかはも、むけよむけよとあらはれて」
④ あかじみてきたない皮膚。また、あかぬけしない容姿。しぶりかわ。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)八「白土を皆削をとして、鼻のしふ皮をもむかさず」

出典:精選版 日本国語大辞典
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しぶり‐かわ ‥かは【渋皮】
〘名〙
※俳諧・鸚鵡集(1658)七「疵つけてくは猿柿やしぶりかは〈重興〉」
※俳諧・遠近集(1666)四「折し手のしふりかはをもむくげ哉〈高寿〉」
④ 一風変わっていること。
※洒落本・列仙伝(1763)「子路出向ひ座につき、礼をなす事をせぬがちっとわれらもしぶり皮(カハ)とおのおのちかづきに成」

出典:精選版 日本国語大辞典
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