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減数分裂【げんすうぶんれつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

減数分裂
げんすうぶんれつ
meiosis
還元 () 分裂 reduction divisionと同義。有糸分裂の際2回連続して分裂を行い,その際染色体数が半減する核分裂をいう。動物では生殖細胞 (卵子または精子) 形成時に起るので,成熟分裂と呼ぶこともある。この染色体数半減は単に数を減じるのではなく,必ず相同染色体左右に分れて,2nだった核相がnになる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
精子などの生殖細胞ができるときに起きる細胞分裂核分裂が2回続き、第1分裂で相同染色体対合が起こり、分離して染色体数が半減する。第2分裂は普通の核分裂で、結果としてもと半数の染色体をもった4個の細胞ができる。還元分裂

出典:小学館
監修:松村明
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栄養・生化学辞典

減数分裂
 生殖細胞が形成される際に起こる特別の細胞分裂で,染色体数が半数になる細胞分裂.これにより精子,卵が形成される.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

げんすうぶんれつ【減数分裂】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

げんすうぶんれつ【減数分裂】
生殖細胞形成の時に起こる細胞分裂。連続二回の分裂を行う。通常第一分裂で相同染色体が対合・分離することによって染色体数が半減し、第二分裂は体細胞分裂と同様である。還元分裂。成熟分裂。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

減数分裂
げんすうぶんれつ
生物細胞の核分裂の一形式で、2回の連続した核分裂により染色体数が半減するものをいう。卵母細胞や精母細胞が成熟して、卵と精子が形成される過程でみられるので、この場合をとくに成熟分裂ともよぶ。また、半減した染色体数は受精によって卵前核と精前核が融合し、元の数に戻るところから還元分裂ともよばれた。大部分の動植物細胞では、1回目の核分裂の前にDNAは倍化するが染色体の裂はおこらないので、対合(ついごう)(互いに接着)した相同染色体がそれぞれ分離して染色体数が半減する。2回目の核分裂では、通常の有糸分裂と同じく染色体は縦裂する。この減数第1分裂は、体細胞で通常みられる有糸分裂と著しく異なるので異型核分裂ともよばれる。減数第2分裂は同型核分裂である。
 減数第1分裂に先だつ間期(G1・S・G2期を含む)は、それまで体細胞分裂をしていた細胞が減数分裂細胞に転換するために必要な期間で、前減数分裂期premeiosisとよぶ。この期間に、そのS期でDNAの複製が行われる。動物では生殖細胞、植物では胞子の形成などの準備段階である。これが、G2期を経て減数第1分裂期へ移行する。その核分裂前期は便宜上5期に細分される。細糸期leptoteneでは染色体が非常に細長い紐(ひも)状となるのが観察される。ついで合糸期zygoteneでは、相同の染色糸が側面で対合する。この相同染色糸の接着は正確に染色糸の各相同点ごとにおこり、減数分裂に特有な現象である。この期に相同染色体間で交叉(こうさ)がおこりやすいとされている。太糸期pachyteneはそのあと比較的長く続き、対合した二価染色体(2個の相同染色体の対合像)が短縮する。ついで複糸期diploteneに移行すると、対合した相同染色体が部分的に分離し、また、すでに複製されている染色分体の二重性がわかるようになる。その二価染色体はキアズマchiasmaとよばれる部分で結合しているので完全な分離は抑制される。複糸期は、多くの脊椎(せきつい)動物の卵母細胞にとっては成熟期で、卵黄を貯蔵するために1年以上続くものもある。前期の最後は移動期diakinesisとよばれ、染色体の凝縮がさらに進行する。相同染色体は動原体とよばれる特定の構造部位で接し、次の核分裂中期に移行する。二価染色体は四染色分体からなり4個の動原体が存在するが、2個ずつ接着して二染色分体として両極に移動する。極に達した染色体は完全な間期の核の様相を示さず、そのまま第2分裂前期へ移行する。この間DNA合成はおこらない。その後の減数第2分裂は通常の有糸分裂の経過をたどり、二染色分体は縦裂して両極に移動し、結果としてn個の染色体をもつ4個の核となる。
 花粉の場合は、花粉母細胞の減数分裂で4個の花粉ができる。精母細胞からも同じく四つの精細胞がつくられ、それぞれ成熟して精子となる。一方、植物の雌しべの胚嚢(はいのう)では胚嚢母細胞が減数分裂を行い4細胞となるが、その1細胞が胚嚢に成育する。また、動物の卵母細胞は減数第1分裂で極端な不等分裂を行い、極体とよばれる小細胞を放出する。第2分裂で、卵母細胞はもう一つの極体を放出するとともに先の極体も2分裂するので、結果として極体3個と1個の成熟卵ができる。[酒井彦一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
〘名〙 生物の精子や卵などの生殖細胞が形成されるときに起こる分裂。有糸分裂が二回続き、ふつう第一分裂を異型(核)分裂、第二分裂を同型(核)分裂という。異型分裂では、一対の相同染色体が接合し、それが二分するので核に含まれる染色体数が減数する。同型分裂は一本の染色体が縦裂して二本となる普通の核分裂で、結果としてもとの半数の染色体をもった四個の細胞ができる。受精によって生殖細胞は正常の染色体をもつにいたる。植物では胞子形成、動物では生殖細胞形成の際に起こるので、成熟分裂ともいう。還元分裂。

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