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温泉【おんせん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

温泉
おんせん
兵庫県北西部,新温泉町中・南部の旧町域。岸田川上流域にあり,西は鳥取県に接する。 1927年町制。 1954年照来村,八田村の2村と合体。 2005年浜坂町と合体して新温町となった。湯村温泉泉温 98℃の「荒湯」で知られ,平安時代初期,天台座主慈覚大師 (→円仁 ) の発見といわれる。温泉熱を利用して野菜,果樹などの温室栽培が行なわれる。但馬牛主産地付近にはスキーの好適地が多い。南部の山地氷ノ山後山那岐山国定公園に,北東部の山岳地一帯は但馬山岳県立自然公園に属する。

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温泉
おんせん
hot spring; thermal spring
温泉学的には,物理的,化学的に普通の水と性質を異にする天然の特殊な水が,地中から地表に出てくる現象を温泉と定義し,その水を温泉水という (広義の温泉) 。日本の温泉法 (昭和 23年法律第 125号) では,地中から湧出する温水鉱水および水蒸気その他のガス (炭化水素主成分とする天然ガスを除く) で,温泉法で規定した表に掲げる温度または物質を有するものを温泉としている。温泉を特徴づける物理的性質の一つは泉温であるが,日本 (温泉法) では 25℃以上,イギリス,ドイツ,フランス,イタリアの諸国では 20℃以上と規定している。福富孝治は,その土地の年平均気温プラス7℃以上,25℃未満のものに対して微温泉という名称を与えている。温泉は泉温,泉質 (pH,溶解成分) ,湧出形式などによって種々の区分あるいは分類が行われている。 (→鉱泉 )  

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朝日新聞掲載「キーワード」

温泉
温泉法は、水温25度以上の地下水か、総硫黄など19成分のどれか一つを一定量以上含む地下水を、温泉と定めている。県薬務課によると、県内で利用できる源泉は79(08年12月末現在)で源泉数としては全国で44位。上位3位は大分県鹿児島県北海道
(2009-02-15 朝日新聞 朝刊 埼玉 1地方)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

おん‐せん〔ヲン‐〕【温泉】
地熱のために、その土地の平均気温以上に熱せられた地下水。さまざまな泉質があり、浴用または飲用することで治療・健康増進の効果がある。日本の温泉法ではセ氏25度以上のものか、特定の溶存物質が一定値以上含まれているものを指す。→鉱泉冷泉2
1を利用し、入浴する施設のある所。

出典:小学館
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岩石学辞典

温泉
鉱泉の中で比較的温度が高いもの.温度の低いものを冷泉といいその界温度は一定していないが,便宜上一般に湧出地点の年平均温度が境とされている.日本では25℃以上,または特定の成分を一定値以上含まれているものを温泉という.一般に温泉は火山活動の結果起こったもので,間歇泉が周期的であることに比べて,熱い水が連続的に流れる泉である[Holmes : 1962].

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

おんせん【温泉】
地球内部の熱により温められた地下水の自然にわき出る現象が温泉である。成分に着目すれば無機物質を多量に溶かしている泉水を鉱泉と総称し,そのうち温度が比較的高いものを温泉,冷たいものを冷鉱泉と呼ぶ。 日本の温泉法(1948制定)では,温泉を,地中から湧出する温水,鉱水および水蒸気,その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で,表1の温度または物質(いずれか一つ)を有するものと規定している。これによると火山ガス,火山性水蒸気,25℃未満の鉱泉も,一般常識と多少かけ離れているが,温泉とされる。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

おん‐せん ヲン‥【温泉】
[1] 〘名〙 自然に湧出し、または人工的に汲み出したとき、その地域の平均気温よりも高い水温をもつ地下水。日本では、火山地域の高い地熱によって地下水があたためられたものと考えられる場合が多い。場所によって年平均気温が異なるため、日本では摂氏二五度以上と決められている。また、その湯に入浴する施設のあるところ。いでゆ。温泉場。温湯(おんとう)
※続日本紀‐大宝元年(701)一〇月丁未「車駕至武漏温泉」 〔水経注‐水〕
[2] 愛媛県の北部にあった郡。現在の東温市、松山市。

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