●湖南【コナン】
デジタル大辞泉
こなん【湖南】



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精選版 日本国語大辞典
こ‐なん【湖南】
[1] 〘名〙 湖の南。また、その土地。特に、中国では、洞庭湖の南の地、日本では、琵琶湖南側の地の彦根、近江八幡、草津、大津一帯をさしていう。
※法性寺関白御集(1145か)草樹色初春「湖南碧岸新蘆露、陌上黄梢嫰柳塵」
※俳諧・本朝文選(1706)三・賦類・招魂賦〈支考〉「湖南の旧草に門人あそむでたましゐをまつ」 〔元稹‐送王十一南行詩〕
[2]
[一] 滋賀県南部の地名。野洲(やす)川中流域を占める。市西部の石部は東海道の宿駅。平成一六年(二〇〇四)市制。
[二] 中国の省の一つ。洞庭湖南方に広がり、湘江が南北に流れる。省都は長沙。清末以来革命運動が盛んで、毛沢東をはじめ多数の指導者が輩出。湘(しょう)。楚南(そなん)。
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