@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

湯屋【ユヤ】

デジタル大辞泉

ゆ‐や【湯屋】
(「斎屋」とも書く)浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴(さいかいもくよく)あるいは休息するための建物。
料金を取って、入浴させる所。銭湯風呂屋

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

防府市歴史用語集

湯屋
風呂屋形のことです。風呂といっても、今のような浸かり湯ではなく、かかり湯やサウナのような蒸し風呂でした。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ゆや【湯屋】
湯をみたした浴槽に身体をひたす温湯浴の入浴設備のある建物のこと。奈良時代の寺院の資財帳にはすでに温室院温室,湯屋などの建物名がみられ,入浴施設としての湯屋であったと考えられる。これらの古代の湯屋の建物は残っていないが,東大寺法隆寺などには鎌倉時代以後に再建された大湯屋が残っており,東大寺にはのような形の鉄製の湯槽(ぶね)が,法隆寺には厚板を組んで作った木製の湯槽が中央に据えてある。いずれも別の釜で沸かした湯を運ぶか,または木樋などで送り込む取湯式であった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

湯屋
ゆや

もと寺院には浴堂というものがあり、そのほかに大衆用の潔斎浴場として別に設けた建物があって、これを大湯屋と称した。沐浴(もくよく)には、湯気で身体を蒸す蒸し風呂(ぶろ)形式と、温湯に身体を浸す行水形式があった。寺院では僧尼の潔斎のため、釜(かま)湯を別の湯槽に入れて行水することも早くから行われたが、庶民は長く蒸し風呂形式であった。現代のような浴槽に身体を浸す方式に変わったのは江戸初期からである。この式の浴場を設けて湯銭をとり営業するのが湯屋で、仲間に類するものをつくって営業権擁護を図っていたが、江戸では文化(ぶんか)7年(1810)5月、湯屋組合として公認された。当時は各戸で湯殿(ゆどの)をもつところがきわめて少なく、保健衛生面からも、また市街地発展のためからも湯屋の増加が必要であった。また発生の経緯からいって湯屋と風呂とは別のものであったが、銭湯の発達とともにしだいに混同され、京坂では風呂屋とよんだのに対し、江戸では湯屋とか銭湯と称し、また湯風呂屋とよんだこともある。

[稲垣史生]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ゆう‐や【湯屋】
〘名〙 「ゆや(湯屋)」の変化した語。
※洒落本・二日酔巵觶(1784)「入舟の湯(ゆウ)屋でも」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゆ‐や【湯屋】
〘名〙
① (「斎屋」とも) 浴場のある建物。湯あみをする所。また、斎戒沐浴と休憩を兼ねた寺院の建物。湯どの。風呂場。浴室。湯屋風呂。
※多度神宮寺伽藍縁起資財帳‐延暦二〇年(801)一一月三日「造立法堂并僧房大衆湯屋」
※更級日記(1059頃)「暮れかかるほどに詣で着きて、ゆやにおりて御堂にのぼるに、人声もせず」
② 料金を取って、一般の人を入浴させる浴場。銭湯。ふろ屋。公衆浴場。
※梅津政景日記‐慶長一七年(1612)四月一四日「湯や壱間御座候」
※団団珍聞‐二二五号(1881)「混堂(ユヤ)には番台に番人あり以て浴客の衣類に注意し」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

湯屋」の用語解説はコトバンクが提供しています。

湯屋の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation