●滝口入道【たきぐちにゅうどう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
滝口入道
たきぐちにゅうどう
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デジタル大辞泉
たきぐち‐にゅうどう〔‐ニフダウ〕【滝口入道】


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世界大百科事典 第2版
たきぐちにゅうどう【滝口入道】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
滝口入道
たきぐちにゅうどう
高山樗牛(ちょぎゅう)の歴史小説。1894年(明治27)4月から5月まで『読売新聞』連載。95年9月春陽堂刊。六波羅(ろくはら)一の豪の者斎藤時頼(ときより)は、清盛(きよもり)以下平家一門の花見の饗宴(きょうえん)で「春鶯囀(しゅんのうでん)」を舞う横笛を見そめた。だがその恋も家門の恥と一蹴(いっしゅう)された時頼は、維盛(これもり)の後見を願う重盛(しげもり)の頼みも振り切って、仏門に入った。真情を知った横笛は、嵯峨野(さがの)に時頼を訪ねたがつれなくされ、消息を断った。巡礼中、恋塚の主を横笛と知って回向(えこう)を済ませた時頼は、平家一門が西海に果てるのにあわせ、横笛の後を追うように自害した。『平家物語』に材を得、擬古文によったこの悲恋物語は、『読売新聞』懸賞歴史小説首席(二等)入選作で、大学生某の匿名で発表され、話題になった。
[小野寺凡]
『『滝口入道』(岩波文庫・旺文社文庫・新潮文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
たきぐち‐にゅうどう ‥ニフダウ【滝口入道】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
滝口入道 たきぐちにゅうどう
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